女優キム・ジウンが先日、主演ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』（Disney+で配信）の放送終了記念インタビューに応じた。
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「スッキリする一方で名残惜しい。もっと上手くできたのに、もっと色々できたのに、という気持ちだ」と感想を述べた彼女は、「ただ、良い人々と目標に向けてベストを尽くしたので、名残惜しさよりも大きい感謝の気持ちが残っている。みんなが頼り合ったので力になった」と話した。
今年放送されたSBSドラマの中で最高視聴率を記録した『わずか1000ウォンの弁護士』。劇中、ペク・マリ役でコミカルな演技を披露したキム・ジウンは「キム・ジウンの再発見」という好評を受けた。
彼女は「実はそこまでコミカルになるとは思わなかった。大目に見てくださってありがたい。マリの立場からすればチョン弁護士（演者ナムグン・ミン）が憎らしく、事務長（演者パク・ジヌ）が理解できない状況なので『え、何なの？』という感じで自然と表情が出てきたと思う」と語っている。
序盤には「不自然だ」という反応もあった。
それについてキム・ジウンは「マリとチョン弁護士の話が噛み合わないので、そう感じられたと思う。チョン弁護士が物語を引っ張る部分なので、（私の演技が）浮いているように感じられたのも分かる。物語が進むほど息が合っていくのを感じた。現場でも先輩（＝ナムグン・ミン）とののやりとりが面白いと感じたし、自然と調和していった」と明かした。
今回で3度目の共演を果たしたナムグン・ミンについては、次のように語る。
「毎回感じることだが、すごい人だと思う。誰よりも情熱的で、尊敬に値する。私は台本に忠実にベストを尽くすタイプだが、先輩は台本で何か1つ見逃しても、違う部分で10個を用意するタイプだ。あのサングラスのシーンも先輩が作った。監督と相談してアイデアと設定を作る。そうやってキャラクター作りするのはすごいことだ。私も最善を尽くすつもりだが、そこまでは上手くいかない」
また、「いつもたくさんアドバイスしてくださるが、すべて私に必要なことばかりだ」という。
「『黒い太陽』の時は、まるでピンポイントで指導してくれる先生のようだった。あの頃は台本のページ数とセリフの位置を覚えるほど台本を丸暗記していたのだが、ナムグン・ミン先輩から『台本のページまで覚えてしまうと感情を込められないじゃないか』と忠告された。今回はだいぶ良くなったと褒めて頂きつつ、全体を見るようにとアドバイスを受けた。先輩にはいつも無料で演技レッスンを受けている（笑）」
ナムグン・ミンと一緒に作品に出演することが「プレッシャーではないか」という質問には、「プレッシャーよりは心配があった。前作が暗いジャンルものだったので、視聴者が今回のドラマに手中できなかったりするとどうしよう、と。でも自分さえしっかりすれば大丈夫だという気持ちで撮影に臨んだ」と明かした。
キム・ジウンが主演した『わずか1000ウォンの弁護士』は、Disney+で配信中。
（記事提供＝OSEN）
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