韓国ドラマ『梨泰院クラス』に主演して日本でもその名が広く知られている俳優パク・ソジュン。韓国芸能界には彼を中心に広がる“友達の輪”がある。
『六本木クラス』竹内涼真の役!韓国版で演じたパク・ソジュンの「その後」
その名も「ウガファミリー」がそれだ。メンバーは俳優のチェ・ウシク、俳優パク・ヒョンシク、BTSのV、そしてパク・ソジュンとは高校の同級生であるミュージシャンPeakboyを加えた5人。
「ウガ」とは韓国語で「ウリガジョク」(うちの家族)の略語で、5人は共演がキッカケで仲良くなり、今も親交を深めている。
BTSのVが『梨泰院クラス』の挿入歌『Sweet night』を歌ったのは、パク・ソジュンを応援するためだったと言われているほどだ。
最近では5人の友情旅行記『IN THE SOOP フレンドケーション』が公開されている。日本ではDisney+で配信されているのでご覧になっている方々も多いことだろう。
年齢や専門分野は違えど、お互いを励まし合い、プライベートの時間も一緒に過ごしているウガファミリー。その中心にいるのはパク・ソジュンなのだ。
「国民のナムサチン」と呼ばれているパク・ソジュンには、もうひとつの別名がある。
誰が名付けたか「キス職人」。ときには自然なキスで視聴者たちの胸をときめかせ、ときには強引でありながら優しさも感じさせるキスでファンを虜にしていることで付いた別名だ。
そんなキス職人パク・ソジュンの伝説的なキス・シーンといえば、『キム秘書は一体なぜ?』でパク・ミニョン相手に見せた濃厚キス・シーン。
ドラマ公式YouTubeチャンネルで今も配信されているその動画の再生回数は2億回超え。また、とあるドラマのメイキング映像ではキス・シーンの撮影のあとに、相手女優の唇を優しくそっと拭うパク・ソジュンの姿も確認できる。キス職人は優しい気遣いもできるジェントルマンなのだ。
そんなパク・ソジュンにとって、『梨泰院クラス』はそれまで経験したことがない新しいジャンル。
ただ、実はそれが出演を決めた最大の理由だったとか。
「固定していたジャンル面で変化を与えたかった。『梨泰院クラス』は様々な要素があるけど、特に重要なのがパク・セロイの成長。セロイの発言が、今の社会にどんな影響を与えるかということを意識した。もともと社会問題について関心を持つような性格ではなかったけど、セロイを演じることで社会問題についても自分なりにいろいろと考えるようになった」とは、パク・ソジュンの言葉。
現代社会が抱える問題について核心をつくセロイの言葉は、もしかしたらパク・ソジュンの“熱き想い”だったかも。尊すぎる!!
文=慎 武宏
■【写真】竹内涼真とパク・ソジュンに意外な共通点…『六本木クラス』と『梨泰院クラス』秘話
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