アカデミー賞にも輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』で美しくも世間離れした奥様を演じた女優チョ・ヨジョン。
彼女の最新主演ドラマが『浮気したら死ぬ』だ。同作は、スリルありトキメキありサスペンスありのミステリアス・ラブコメディで、チョ・ヨジョンは殺人事件を題材にした推理小説でベストセラー作家となったカン・ヨジュを演じて韓国でも大きな話題とになった。
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そんなチョ・ヨジョンが『浮気したら死ぬ』のDVD発売リリースを記念して、版元であるNBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社との単独インタビューに応じた。今回はその後半を紹介したい。
-まずは『浮気したら死ぬ』の撮影現場で楽しかったこと、苦労したことなど、印象的だったエピソードがありましたらお聞かせください。
現場の役者さんたちはみな明るく、エネルギーを持って仕事をしていたので、暑くても雨が降っても寒くなっても楽しく撮影することができました。
-謎が謎を呼ぶストーリー展開が話題になりました。結末はご存知でしたか?
結末は最終話が近づいた頃に分かりましたが、最後まで、ヨジュはウソンの浮気を知りたくないという気持ちで演技しました。
-前作の『99億の女』では不倫をする妻の役でしたが、今回の『浮気したら死ぬ』では浮気性の夫を持つ妻を演じました。逆の立場の役を演じてみて、いかがでしたか?
妻ヨジュに対してはよくしてくれる夫なので、さらに腹立たしい気分でしたね。しかし、細かいことは知りたくないというヨジュの性格どおり、できるだけクールに演じました。
-ミステリースリラーであり、コメディでもあるという珍しいジャンルに挑戦した感動をお聞かせください。今作だからこそ表現できたもの、成長を感じた部分は?
本当に人を殺したのかもしれないという怖さと同時に、突拍子もない魅力を持った女性です。それを表現するのが本当に難しく苦労しましたが、これをやり通せばドラマはより面白くなるとずっと思っていました。私の作った「カン・ヨジュ」という人物を本当に愛情を持って撮影していただきました。幸い視聴者の方たちもヨジュを理解し、喜んでくれたようです。苦労して大変な峠を登りきり、多くのことを学んだ気がして嬉しいですね。
-外出が難しい時期ですが、オフの時間はどのように過ごしていますか? 趣味やストレス解消法などはありますか?
家でもできることをすべてやりながら過ごそうと思います。家の片付けとか家事もたくさんして、本や映画を見たり。あと、家で運動もします。ストレス解消にもなるし、自分の頭の中の考えを整理するのにも、運動っていいんですよ。
-日本の視聴者に伝えたいメッセージ、見どころのご紹介をお願いします。
日本でもこのドラマを愛していただけたら本当に嬉しいです。登場するすべてのキャラクターに対して愛情を持って御覧いただければ…本当に面白いドラマですよ。(おわり)
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