現在、テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『カンテク～運命の愛』。
このドラマには、若き王のイ・ギョン役のキム・ミンギュや、カン・ウンギとカン・ウンボの2役を演じるチン・セヨンなど豪華なメンバ―が集まっている。
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このドラマで、ヒロインのウンボの協力者として登場するのが、イ・シオン扮するワルという人物だ。
ちなみに、このワルという名前は本名ではない。彼はとても声は大きく、何でも「ワル」と言っているように聞こえることから、あだ名としてそう呼ばれるようになったのである。
イ・シオンは、大学時代に舞台出演をしながらオーディションを受け続け、2009年にデビュー作となる『チング～愛と友情の絆～』に、ヒョンビン演じる主人公ハン・ドンスの幼馴染のキム・ジュンホ役で出演した。
その後、2012年の『応答せよ1997』や2013年の『サメ～愛の黙示録～』、2017年の『猟奇的な彼女』などといった作品に出ている。
本格的な俳優として、作品ごとに新しいイメージを見せてくれるイ・シオンは、多くのドラマで多様な演技を披露している。
しかし、時代劇に出演するのは『カンテク』が初めてである。
それだけに、現代劇とは違った演技の難しさや、周りのベテラン俳優たちとの共演による緊張もあったと思うが、それでもドラマの中でしっかりとした演技を見せている。
さらに、ヒロインのウンボ役のチン・セヨンとも息がピッタリだ。
こうして、俳優としてのキャリアを積みながら存在感を示しているイ・シオン。『カンテク』で声の大きいキャラクターを演じているだけに、とても印象に残っている。
このように、多様な役柄に対応できる彼は、今後の放送でも迫真の演技で、ドラマを大いに盛り上げてくれることだろう。
もし、彼が王様の役を演じれば最高の主人公になってくれると思う。そのときを楽しみに待っていたい。
文＝大地 康
♢イ・シオン プロフィール
生年月日：1982年7月3日生まれ
身長：176cm
星座：かに座
学歴：ソウル芸術大学放送芸能学科
デビュー：2009年ドラマ『チング～愛と友情の絆～』
☆主な出演作
『チング～愛と友情の絆～』（ドラマ、2009年）
『応答せよ1997年』（ドラマ、2012年）
『サメ～愛の黙示録～』（ドラマ、2013年）
『キルミー・ヒールミー』（ドラマ、2015年）
『純情に惚れる』（ドラマ、2015年）
『リメンバー～記憶の彼方へ～』（ドラマ、2015年～2016年）
『W－君と僕の世界－』（ドラマ、2016年）
『猟奇的な彼女』（ドラマ、2017年）
『ライブ～君こそが生きる理由～』（ドラマ、2018年）
『アビス』（ドラマ、2019）
『カンテク～運命の愛～』（ドラマ、2019年～2020年）
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