「王になってはならない顔」を演じた俳優イ・ソンジェの経歴とは?

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ドラマや映画で幅広い活躍を見せる俳優のイ・ソンジェ。そんな彼が出演した時代劇は、『九家の書~千年に一度の恋~』や『王の顔』、そして『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』である。

イ・ソンジェは、それぞれの作品でいったいどんな役を演じていたのだろうか。

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最初は、イ・スンギやペ・スジを始め豪華なキャストが出演した2013年放送の時代劇『九家の書~千年に一度の恋~』である。
このドラマでイ・ソンジェはチョン・グァヌンという役を演じた。

チョン・グァヌンというキャラクターは、女優のイ・ヨニ扮するユン・ソファという女性の父親に罪を着せて高官に昇進した人物で、イ・スンギ演じるチェ・ガンチの母の家を没落させた張本人でもある。

ちなみに、ペ・スジは無形道館の教官であるタム・ヨウルという女性として登場した。

『王の顔』の制作発表会に登場したイ・ソンジェ

印象の強い俳優

次にイ・スンジェが出演したのは、2014年から2015年にかけて放送されたソ・イングク主演の『王の顔』である。

イ・ソンジェが演じたのは14代王・宣祖(ソンジョ)で、その宣祖の息子である光海君(クァンヘグン)に扮したのは俳優のソ・イングクだ。

このドラマで、宣祖は観相師から「王になってはならない顔」を言われたことがコンプレックスとなり、「王にふさわしい顔」を持つ息子の光海君に嫌悪感を示してしまう。

そんな宣祖の役をイ・ソンジェは堂々と演じていた。

そして、次に出演したのが2016年に放送された『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』で、イ・ソンジェは昭格署(ソギョクソ)の長官であるヒョンソという役を演じていた。

この昭格署とは、星祭壇を設けて祭祀を行う部署のことである。

このように時代劇作品で王などの重要な役に扮してきたイ・ソンジェは。現代劇でも多様な役柄に扮して演技を見せてきた。

そんな風に多くの作品で強い印象を残してきた彼が、次にどんなキャラクターを演じるのか注目したい。

文=大地 康

♢イ・ソンジェ プロフィール
生年月日:1970年8月23日生まれ
身長:180cm
星座:おとめ座
学歴:東国大学演劇学科
デビュー:1994年放送ドラマ『大きいお姉さん』

☆主な出演作
『大きいお姉さん』(ドラマ、1994年)
『嘘』(ドラマ、1998年)
『天国への扉』(ドラマ、2006年)
『ポセイドン』(ドラマ、2011年)
『妻の資格』(ドラマ、2012年)
『九家の書~千年に一度の恋~』(ドラマ、2013年)
『怪しい家政婦』(ドラマ、2013年)
『王の顔』(ドラマ、2014年~2015年)
『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』(ドラマ、2016年)
『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』(ドラマ、2016年)
『別れが去った~マイ・プレシャス・ワン~』(ドラマ、2018年)
『検事内伝』(ドラマ、2019年~2020年)

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