『太陽を抱く月』の女優ハン・ガイン、23歳で早婚した2児のママ

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2020年5月からNHKのBSプレミアで再放送されている韓国時代劇ドラマ『太陽を抱く月』。劇中でヒロインのヨヌを演じているハン・ガインは、韓国芸能界の中でもトップクラスの美貌と称される。

彼女は高校3年生時にニュース番組のインタビューに答えたことから、芸能プロダクションの目に止まりデビューしたという異色の経歴を持つ。

女優として活動を始めたのは、2002年のドラマ『太陽の誘惑』。それから『黄色いハンカチ』『愛情の条件』と経験を重ね、人気を高めていった。

ハン・ガインを一躍スターダムに押し上げたのが、2004年の映画『マルチュク青春通り』だ。

彼女は、クォン・サンウ扮するヒョンスの初恋相手ウンジュを好演。韓国では“初恋を象徴する女優”と高く評価された。以後、“初恋のアイコン”といえばハン・ガインと答える人も多い。

ハン・ガイン

しかし、後年に受けたインタビューでは、独り歩きする“初恋を象徴する女優”という異名に苦しんだことがあると語っている。

彼女が悩んだのは、「初恋を象徴する女性として、清く正しく過ごさなければならないという責任感」である。ハン・ガインは数多くの作品を通して、その責任感を果たしてきた。

清純派女優、23歳にして電撃結婚!!

清純派女優として抜群の人気を誇ったハン・ガインだったが、2005年になると俳優のヨン・ジョンフンと電撃結婚。23歳で人妻になってしまったことに、男性ファンの多くが嘆き悲しんだ。

しかし、既婚者となっても彼女は女優業を続けている。結婚を機に女優業を引退することもありえただけに、ファンの多くがその一点は安堵した。

そんなハン・ガインが再ブームを巻き起こしたのが2012年だ。彼女は映画『建築学概論』とドラマ『太陽を抱く月』の2作で大ヒットを記録。数字を出せる女優というイメージも定着した。

なかでも、視聴率が40%を超え韓国で社会現象にまでなった『太陽を抱く月』の反響は大きかった。

作中で展開されるハン・ガインを巡るキム・スヒョンとチョン・イルの切ないラブラインは、多くの視聴者を魅了。しかし、ロマンチックな恋物語の中でハン・ガインには大きな悩みがあった。相手役との年齢差だ。

実は、キム・スヒョンもチョン・イルもハン・ガインよりも5歳以上も年下である。

作中では控えめな印象を見せたハン・ガインだが、実際の現場では年上の女性として彼らをリードしていたみたいだ。『太陽を抱く月』の胸を打つ恋模様は、ハン・ガインの気配りが大きかったのだ。

私生活では2016年にかわいい女の子を授かったハン・ガイン。2018年にはドラマ『ミストレス~愛に戸惑う女たち~』で復帰したが、2019年5月に男の子を出産したあとは、ふたたび育児に専念している。

ハン・ガイン プロフィール

生年月日:1982年2月2日
星座:みずがめ座
血液型:AB型
身長:167cm
デビュー年:2002年
出身校:慶煕大学 観光経営学科卒業

☆主な出演作
『太陽の誘惑』(ドラマ、2002年)
『愛情の条件』(ドラマ、2004年)
『マルチュク青春通り』(映画、2004年)
『新入社員』(ドラマ、2005年)
『Dr.ギャング』(ドラマ、2006年)
『魔女ユヒ』(ドラマ、2007年)
『赤と黒』(ドラマ、2010年)
『太陽を抱く月』(ドラマ、2012年)
『建築学概論』(映画、2012年)
『ミストレス~愛に惑う女たち~』(ドラマ、2018年)

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