ドラマ『涙の女王』は、2024年3月9日から4月28日まで韓国tvNで放送されて、日本でもNetflixで配信された。『愛の不時着』や『星から来たあなた』などを生み出した脚本家パク・ジウンと人気俳優キム・スヒョン&キム・ジウォンの組み合わせで、放送前から期待を集めていた。
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韓国で初回視聴率は5.8%でスタート。第4話で二桁を突破し、第8話で16.1%を挙げた。さらに、4月28日の放送で最終回を迎えたが、視聴率が24.85%となってtvN史上最高記録を達成している。
制作費は1話あたり25億ウォン(約2億5000万円)と言われた。合計400億ウォン(約40億円)。制作費もスケールが大きかった。
放送終了後の2024年5月7日にソウルで“第60回百想(ペクサン)芸術大賞”の授賞式が行われた。ドラマ部門の女性最優秀演技賞の候補にキム・ジウォンは選ばれていなかったが、キム・スヒョンは男性最優秀演技賞にノミネートされた。しかし、『恋人~あの日聞いた花の咲く音』に主演したナムグン・ミンが男性最優秀演技賞に輝き、キム・スヒョンは受賞を逃した。
それでも、ドラマが終了したあとも『涙の女王』は様々なシンドロームを巻き起こした。特に、海外のメディアが絶賛していた。
カナダの“Screenrant”は「『涙の女王』の成功要因は非常に多いが、韓国ドラマのレジェンド脚本家、童話的な演出、バランスの取れたキャラクター、全俳優陣の熱演が良かった。脇役から主演まで、全俳優陣の演技が作品の品格を高めた」と評した。
アメリカの“Forbes”は「多くの韓国ドラマが“幸せに暮らしました”で終わるが、このドラマはここから話を始めるのが印象的」と取り上げている。さらに、アメリカの“Time magazine”も「この物語は結婚生活から抜け出そうとする試みを通じて、恋に落ちた理由を再発見している」と論評した。
また、香港の“South China Morning Post”も称賛していた。「最後の瞬間、最も純粋な幸せに到達した最もロマンチックな韓国ドラマ」と高い評価を出した。このように、『涙の女王』はグローバル規模で人気を獲得していたのだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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