2020年にはテレビ東京の韓流プレミアムでも放送され、日本でも人気を博した韓国時代劇『不滅の恋人』。
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韓国ではケーブル局「TV朝鮮」で2018年3月から5月にかけて放送され、当時ケーブル局では視聴率1~2%を超えれば高視聴率とされる中、最終回は5.6%(ニールセンコリア)を記録した。
最終話の放送から3日後の5月9日、ソウル・光化門広場には主演のチン・セヨン、ユン・シユン、チュ・サンウクの3人が揃った。
これは「視聴率が5%を超えたら光化門で出演者がフリーハグを行う」という視聴者との約束を果たすため。広場には多くのファンが集まり、老若男女問わず熱気に包まれ、作品の人気を改めて実感させた。
そんな人気作となった『不滅の恋人』主演3人は、その後どのような活動をしているのだろうか。
『オクニョ 運命の女(ひと)』(2016)、『不滅の恋人』と立て続けに時代劇をヒットさせ、“時代劇クイーン”の名を確立したチン・セヨン。
その後も『アイテム~運命に導かれし2人~』(2019)、『カンテク ~運命の愛~』(2019)、『ボーンアゲイン』(2020)と主演を務め、2021年8月には中央大学・演劇映画学科を9年かけて卒業した。
2022年には『恋の株価は上昇中!?~STOCK STRUCK~』に特別出演したが、大きな作品活動はなく、SNSを通じてファンに日常を発信。そして2024年、『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』(U-NEXT)で5年ぶりに主演としてドラマ復帰を果たした。2025年2月には「ソウルファッションウィーク」に姿を見せるなど、再びメディア露出が増えている。ファンとしては、次は時代劇でのカムバックにも期待したい。
『不滅の恋人』と同年には『親愛なる判事様』、翌年には時代劇『緑豆の花』や『サイコパスダイアリー』(2019)、さらに『トレイン』(2020)、『ユー・レイズ・ミー・アップ』(2021)、『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』(2022)と、主演作が続いた。
また、『絶対彼氏。』『X-Garion』『酒飲みな都会の女たち』シーズン1など特別出演でも強い存在感を放ち、作品を盛り上げた。
2024年以降は作品活動が途絶え、近況も伝わらなかったが、前所属事務所のインスタグラムライブでフィリピンに英語留学していたことを明かし話題に。帰国後はボランティア活動の様子がとらえられたり、バラエティ番組『憎いわが子』でプライベートを公開したりした。
2025年7月には初めて演劇に挑戦。続く11月には新ドラマ『復讐代行人 ~模範タクシー』シーズン3でドラマ復帰を果たす。
『不滅の恋人』放送終了から2カ月後の2018年7月には、娘が誕生し公私ともに順調なチュ・サンウク。
その後『偽りのフィアンセ~運命と怒り~』(2018~2019)、『タッチ』(2020)で主演を務め、2021~2022年には時代劇『太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国』でタイトルロールのイ・バンウォン役を熱演。最終話は視聴率11%を記録し、再び時代劇を成功に導いた。
さらに『還魂』(2022)、『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』(2023)、『埋もれた心』(2025)など話題作への出演が続いている。公式インスタグラムでは妻で女優のチャ・イェリョンとの仲睦まじい日常も公開し、ファンを喜ばせている。
それぞれの道で着実に歩みを続ける主演3人。『不滅の恋人』から時を経た今も、その存在感と演技力は健在だ。次にどの作品で新たな姿を見せてくれるのか、引き続き注目が集まる。
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