ユン・シユン&チン・セヨンが熱愛を演じた『不滅の恋人』は歴史に残る時代劇!

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壮大なスケールの韓国時代劇を振り返ってみると、強烈な個性を持ったドラマとして評価が高かったのが『不滅の恋人』だった。演出したのは、ドラマ『王女の男』でも力量を発揮したキム・ジョンミン監督だ。彼は史実を巧みに生かして物語を縦横に動かす監督として定評がある。『不滅の恋人』でも、15世紀の王位強奪事件を華やかな王朝絵巻として生き生きと描き出している。

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その中でも最大の魅力は、何といっても主人公2人の熱い演技だ。ソン・ジャヒョンを演じたチン・セヨンは、『オクニョ 運命の女(ひと)』での大ブレーク以来、「時代劇のヒロイン」として称賛されて、朝鮮王朝時代の韓服を見事に着こなしてきた。彼女は『不滅の恋人』においても、その情熱的な演技で王子を一途に愛する主人公を魅力的に演じている。

そんなソン・ジャヒョンに愛される王子イ・フィを演じたユン・シユンは、『製パン王キム・タック』で頭角を現した後、時代劇での活躍が本当に目立っていた。そして、『不滅の恋人』でも本領を発揮した。

この主人公たちが躍動した『不滅の恋人』は、王位継承の騒動を背景に、2人の王子と良家の令嬢が織り成す複雑な恋愛模様を描いている。イ・フィの兄であるイ・ガン役のチュ・サンウクは、その強烈な存在感で物語に深みを加えている。

2018年3月のロケ現場公開会見では、出演者たちが絢爛豪華な韓服姿を披露し、大きな話題となった。中でもチン・セヨンは朝鮮王朝の貴族階級の花嫁衣装を華麗に着こなし、報道陣からも感嘆の声が上がっていた。

『不滅の恋人』のメインの出演者たち

出演者たちの豊かな表現力

かつてはこうした派手なプロモーションが多かったが、最近は少なくなっていた。だからこそ、『不滅の恋人』のロケ現場公開では、主役級から脇役に至るまでの俳優たちの独特な華やかさが際立っていた。

結局、『不滅の恋人』は出演者たちの豊かな表現力で、視聴者を15世紀の朝鮮王朝時代へと誘う見事な傑作だった。その中でチン・セヨンとユン・シユンは、まさに「不滅の男女」に成りきっていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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