リュ・スンリョン主演作は全部観るべき!Disney+『パイン ならず者たち』配信で再注目の名作3選

2025年07月16日 話題 #俳優 #佐々木夏美
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1000万人以上の観客を動員した主演映画が4本もある俳優、リュ・スンリョン。そのうち『バトル・オーシャン 海上決戦』(約1761万人)と『エクストリーム・ジョブ』(約1626万人)は、韓国映画の歴代観客動員数ランキングで1位と2位を占めている。

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作品選びの目が確かなのか、それともヒットメーカーに選ばれる俳優である証なのか。おそらくその両方を兼ね備えているのが、リュ・スンリョンという存在だ。

特に『バトル・オーシャン 海上決戦』では、安土桃山時代の武将・来島通総を演じ、その怪演が絶賛された。

そして本日(7月16日)より、主演を務めるDisney+オリジナル『パイン ならず者たち』がついに配信され、今夏注目の話題作として注目を集めている。もともとラインナップされていた『ノックオフ』が事実上のお蔵入りとなったことで、その空白を埋める形で投入されたが、ティザー映像の時点で高い期待値を得ている。

今回は、そんなリュ・スンリョンが出演した代表的なヒット作を振り返る。

■ 映画『王になった男』(2012年)

約1232万人を動員し、歴代興行成績11位を記録した時代劇。

朝鮮第15代王・光海君は、権力争いの中で毒殺の危機を感じ、自身と瓜二つの道化師ハソンを影武者に仕立てる。やがて影武者であるハソンが、真の王として民を導いていく過程が描かれる。

主演のイ・ビョンホンが光海君とハソンの一人二役を演じ、リュ・スンリョンは王の側近ホ・ギュン役を熱演。時に厳しく、時に温かく見守る姿で、多くの観客の心をつかんだ。

『王になった男』
(画像=CJ E&M)

■ 映画『7番房の奇跡』(2013年)

観客動員数は約1281万人。リュ・スンリョンの代表作として広く知られる感動作だ。

知的年齢が6歳程度の父ヨングと、しっかり者の6歳の娘イェスンの親子愛を描いたストーリー。無実の罪で死刑となった父と、大人になってその無実を明かそうとする娘の姿が、多くの観客の涙を誘った。

「99.9%が泣いた」とされる本作は、リュ・スンリョンの演技力の高さを改めて証明した一本でもある。

『7番房の奇跡』
(画像=NEW)

■ Disney+オリジナル『ムービング』(2023年)

全20話という長尺ながら、「あっという間に見終えてしまう」と話題になったヒーロードラマ。

Kang Fullの人気ウェブトゥーンを原作に、特殊能力を持つ親子たちがそれぞれの過去と向き合いながら、時代と世代を越えて迫る脅威に立ち向かう。

リュ・スンリョンは、再生能力を持つ元秘密要員で、現在はチキン店を営む父チャン・ジュウォンを演じた。アクションの迫力と父親としての温かさが共存するキャラクターで、グローバルな人気を博した。

なお、本作のシーズン2は2026年初頭に撮影開始予定とされている。

『ムービング』
(画像=Disney+)

ヒット作を連発し、“信じて観られる俳優”の代表格とも言えるリュ・スンリョン。そんな彼が主演する『パイン ならず者たち』にも、大きな注目が集まっている。韓国ドラマの新たなヒット作として、さらなる記録を打ち立てることができるか。今後の展開から目が離せない。

なお『パイン ならず者たち』は全11話構成で、配信初日の本日、第3話までが一挙に公開された。今後は毎週水曜日に2話ずつ順次配信される予定だ。

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