『ホジュン』でナムグン・ミンが演じるユ・ドジは王子の主治医を無事に務められるのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『ホジュン~伝説の心医~』では、6月3日の第25話でユ・ドジ(演者ナムグン・ミン)が王子の主治医となり、恭嬪・金氏(コンビン・キムシ/チャン・ジウンが演じている)に挨拶しに出向いていた。

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科挙に合格して内医院(ネイウォン)に入ったユ・ドジは、研修が終わった後に配属先に恵まれた。彼が担当する王子というのは、後の臨海君(イメグン)だ。側室から生まれた庶子とはいえ、14代王・宣祖(ソンジョ)の妻である懿仁(ウィイン)王后が子供を産んでいないので、宣祖の長男に該当する。

ということは、成長したときに国王になる可能性もあったのだ。そういう立場の王子の主治医となったユ・ドジ。彼は早速、恭嬪・金氏から高価な贈答品を受け取っている。それを見た母親のオ氏夫人(演者キム・ミスク)はとても喜び、息子の出世を確信していった。

しかし、実際には先行きが不透明だった。というのは、恭嬪・金氏は宣祖から最も寵愛されていた側室なのだが、それでも国王が次々に他の側室を抱えていったからである。最終的に、宣祖の側室から23人の子供が生まれている。必然的に、側室同士の競争が激しかったのである。

それだけではない。恭嬪・金氏は最初の王子を産んだあと、翌年には2人目の王子を出産している。その王子が後の光海君(クァンヘグン)だが、彼が国王になる過程では跡目争いが激化して、王子たちの周辺の争いも尋常ではなかった。

『ホジュン~伝説の心医~』
画像=MBC

王宮での出世の足掛かり

そういう渦中にユ・ドジも否応なく巻き込まれてしまうし、たくさんの騒動が『ホジュン~伝説の心医~』でも丁寧に描かれていくことだろう。

ユ・ドジが王宮で出世の足掛かりを築いたとき、彼の故郷では父親のユ・ウィテ(演者ペク・ユンシク)の容態が悪化していて、ホ・ジュン(演者キム・ジュヒョク)が必死に治療に当たっていた。いずれは彼も王宮に入って名医の道を歩む。そのときにユ・ドジは果たしてどう立ち回るのか。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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