テレビ大阪にて6月4日(水)あさ8時から韓国時代劇『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』(全21話)が始まる。
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キム・ミョンスが扮する主人公ソン・イギョムは、科挙で主席合格するほどの人物だったが、ある事をきっかけに、賭け事など行う遊び人の文官となっていた。
そんな彼が賭博の罪で捕らえられ、罰として暗行御史に任命されるという、遊び人から不正腐敗を正す正義の味方への転身。
はじめは、何かを諦めたようなイギョムだったが、だんだんと胸に秘めた正義が蘇り、人々を救っていく存在に…。
そんな成長する姿を見事に演じ切ったキム・ミョンスの、数々の物語で描かれてきた暗行御史とまた違う暗行御史は必見。
また、事件を解決した時、馬牌を手にし、水戸黄門が如く暗行御史として効果音と共に登場するシーンは、スカッとすること間違いなしだ。
暗行御史のイギョム率いる御史団には、クォン・ナラ扮する茶母のホン・ダイン、イ・イギョン扮するイギョムの小間使いパク・チュンサムがいる。3人がコミカルに、時にシリアスに、協力し成長していく。彼らの旅を見ていると、どんどん好きになってしまう。
イギョムの戦う姿や、時おり見せる切ない姿、クォン・ナラ扮するダインが妓生のふりをするときの美しい姿など、2人の圧倒的な美は必見。そして、イギョムとチュンサムの主従関係でありながら友人としての、愉快な姿や絆のブロマンスも見どころだ。
イギョムには、異母兄弟のイ・テファン扮するイボムがいる。
かつては仲の良かった兄弟が、ある事件を経て、立場や考え方の違いで、互いの道を進むことに。
そして、そこにはイギョムのかつての想い人チョ・スミン扮するカン・スネがいて…。この3人の複雑な関係も見逃せないところ。
不正腐敗や差別のない世界という同じ目標を目指すも、やり方の違う兄弟。2人の対照的な立場は、物語をより深くさせる。
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