パク・ボゴムやキム・ソヒョンらが出演する新ドラマ『グッドボーイ』の意味を、自らの言葉で明かした。
JTBC新ドラマ『グッドボーイ』の制作陣は、主要キャストであるパク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソクの5人が語る“グッドボーイ”の意味を公開した。初回放送を10日後に控え、アクションも感情も本物だった撮影現場の様子も先行して紹介された。
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『グッドボーイ』は、特別採用で警察官となった元国家代表選手たちが、メダルの代わりに警察手帳を手にし、不正と無責任が蔓延する社会に立ち向かうコミカルアクション青春捜査劇である。
歓声と栄光の瞬間を過ぎ、厳しい現実に直面した彼らが、正義の名のもとに再び戦い抜く姿を描く。痛快な笑い、爽快なアクション、ときめきのメロドラマ、そして胸を打つ感動までを届ける内容だ。
本作では“グッドベンジャーズ”として団結した5人の俳優が、全身全霊で熱い物語に挑んでおり、それぞれが演じるキャラクターに命を吹き込んでいる。そんな彼らが「熱かったあの日々」を振り返りながら、“グッドボーイ”に込めた思いを語った。
ボクシング金メダリスト出身の巡査ユン・ドンジュを演じるパク・ボゴムにとって、“グッドボーイ”は“新たな始まりであり、挑戦”だという。本格的なアクションジャンルは初挑戦であり、各アクションシーンでは全力を注ぎ、キャラクターへの没入度を高めた。
さらに、“グッドベンジャーズ”の仲間たちとの撮影について「時間が経つのを忘れるほど楽しかった」と振り返り、「『グッドボーイ』を通じて“グッドピープル”に出会えて本当に幸せだった。皆に感謝!」と心からの思いを語った。
射撃金メダリスト出身の警部補ジ・ハンナを演じたキム・ソヒョンにとって、『グッドボーイ』は“恐れを少しずつ克服し、一歩踏み出す勇気を得られた作品”だった。慣れない銃器アクションに挑むため、繰り返し訓練と姿勢矯正を重ねて役に近づいた。
彼女は「常に新しいものを望みながらも、いざ直面すると怖さがあった。けれど、この作品を通して少しずつ乗り越えられた」と話し、「ジ・ハンナという人物を通して、自分自身も強くなれた時間だった」と振り返ったのだった。
イ・サンイは「『グッドボーイ』は迷うことなく決めた作品」とし、「脚本を読んだ瞬間に『やるしかない』と思った」と語った。
フェンシング国家代表出身の刑事キム・ジョンヒョン役で、人生で初めてフェンシングを学び、これまで演じたことのない冷笑的かつ温かさを持つ人物に挑戦した。彼はこの作品を「新たな姿、そして期待」という言葉で定義し、「本当に新しいイ・サンイの一面を見せられると思うので、自分でも放送が楽しみだ」と語っていた。
この作品が自身の転機になったと話す彼の言葉からも、本作の描く“変化”への関心が高まる。
ホ・ソンテは「『グッドボーイ』は人生で最も苦しかった時期に支えてくれた現場であり、最大の力になってくれた作品」だと語る。
レスリング元代表で強行犯特捜チームのリーダー、コ・マンシク役を務めた彼は、「自分ができるアクションとコメディ演技をすべて注ぎ込んだと言っても過言ではない」と話し、全身全霊で挑んだ撮影を振り返った。
「『グッドボーイ』で出し切ってしまって、今後の俳優人生でアドリブが残っているか心配だ」という冗談交じりのコメントからも、彼の本気度が伝わる。
テ・ウォンソクは『グッドボーイ』を「参加できたこと自体が誇り」と表現した。円盤投げ銅メダリスト出身の警部補シン・ジェホン役を演じ、素手と肩のパワーを見せるという彼は、初めて脚本を読んだ瞬間から強く惹かれたという。
脚本家イ・デイルが構築した世界観とシム・ナヨン監督の演出力、そしてシン・ジェホンというキャラクターに対して確信を抱いたと語り、「この作品と一緒にやりたいという思いが最初からはっきりしていた」と、まるで運命のような出会いだったことを明かした。
『グッドボーイ』は、第57回百想芸術大賞ドラマ部門作品賞を受賞した『怪物』『良くも、悪くも、だって母親』を手がけたシム・ナヨン監督と、『ライフ・オン・マーズ』『補佐官』シリーズの脚本家イ・デイルがタッグを組んだ作品である。
『グッドボーイ』は5月31日22時40分よりJTBCで放送開始。6月1日(日) よりPrime Videoで日本配信開始。
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