JTBC新ドラマ『グッドボーイ』は、出演者だけでなく制作陣までグッドなことで注目を集めている。次回作が自ずと期待される演出家シム・ナヨンと脚本家イ・デイルという、“信頼して観られる黄金コンビ”が再びタッグを組んだ。
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『グッドボーイ』は、かつて国の名誉を背負ってメダルを獲得した元アスリートたちが、今度は警察バッジを胸に正義のために立ち上がる、コメディ×アクション×青春捜査劇である。
出演はパク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソクといった実力派が揃い、それぞれがボクシング、射撃、フェンシング、レスリング、円盤投げのメダリストとして国を輝かせた過去を持ち、現在は不正を一網打尽にする強力特捜チームとして結集する。
アドレナリンが噴き出すような痛快さを予感させるこの“グッドベンジャーズ”を完成させたのが、百想芸術大賞ドラマ部門作品賞を受賞した『怪物』のシム・ナヨン監督と、リメイク作『ライフ・オン・マーズ』で評価を得たイ・デイル脚本家のコンビである。
『怪物』では綿密な構成と映像美で新人監督として異例の注目を集め、続く『良くも、悪くも、だって母親』では母性を軸にジャンルの枠を超えたヒューマンドラマを描き、多くの視聴者の人生ドラマとなった。
イ・デイルは『補佐官』シリーズを通じて、韓国型の新しい政治ドラマの可能性を示し、今回もジャンルを横断するストーリーテリングで注目されている。
こうして作品性・話題性・ヒット性を兼ね備えた2人が、『グッドボーイ』で再び手を組み、韓国ドラマの歴史に新たな一頁を刻もうとしている。
今回は、国家代表メダリストという“現実のヒーロー”たちが不正に立ち向かう物語。ボクシング金メダリストのユン・ドンジュ(演者パク・ボゴム)、射撃金メダリストのチ・ハンナ(演者キム・ソヒョン)、フェンシング銀メダリストのキム・ジョンヒョン(演者イ・サンイ)、レスリング銅メダリストのコ・マンシク(演者ホ・ソンテ)、円盤投げ銅メダリストのシン・ジェホン(演者テ・ウォンソク)らが主人公となる。
強烈なパンチ、標的を射抜く一撃のヘッドショット、心を貫く俊敏さ、呼吸を止めても耐える執念、マンホールすら吹き飛ばしそうな腕力と肩、そんな強力特捜チームが揃えば、もはや超能力を持つアベンジャーズにも引けを取らない爽快感を感じさせる。
シム・ナヨン監督とイ・デイル脚本家が挙げる『グッドボーイ』の最大の見どころは、「心臓が跳ねるような緊張感、アドレナリン爆発の爽快さ、そして思わず背筋が伸びるようなハイテンション」だという。
シム監督は「アスリート出身の警官たちのアクション、コメディ、メロドラマ、メッセージ、キャラクターのアンサンブルが隙なく詰め込まれているが、それを“密度の高さ”として見せるのではなく、一日の終わりに肩の力を抜いて楽しめるような作品を目指している」と語っている。
またイ・デイル脚本家は「監督の芯の強さと繊細さがあるからこそ、複合ジャンルでも安心して執筆できた」と述べ、視聴者の多様なニーズを満たす“全部入り”ドラマの誕生を予感させている。
そんな国家代表級の演出家と脚本家が贈る、国家代表級の“強力特捜チーム”による痛快な“バッドボーイ一掃劇”だ。
『グッドボーイ』は5月31日22時40分よりJTBCで放送開始。6月1日(日) よりPrime Videoで日本配信開始。
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