JTBCドラマ『君は天国でも美しい』の第2話では、天国で再会したイ・ヘスク(演者キム・ヘジャ)とコ・ナクジュン(演者ソン・ソック)夫婦の二度目の結婚生活が幕を開けた。
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一方、現世ではイ・ヨンエ(演者イ・ジョンウン)が亡きイ・ヘスクへの思いを募らせ、「社長に会いに行く」と言い残して忽然と姿を消す。
その隙に天国のハウスには、正体不明の謎の女性ソミ(演者ハン・ジミン)が“ナクジュンさん”と呼びながら突然現れ、視聴者の好奇心を大いに刺激した。
この回は好評を博し、視聴率も上昇。全国で6.1%、首都圏では7.2%を記録し、非地上波チャンネルの中で1位となった(ニールセンコリア調べ/有料世帯基準)。
天国で若かりし30代の姿に戻った夫に対し、イ・ヘスクの心は複雑だった。自分だけが年老いた姿のまま天国に来たことが切なく、また夫が生前に交わした言葉を覚えていないことにも悲しみを感じていた。しかし、事故前のように健康な足で駆け回る夫の無邪気な笑顔を見ると、胸が締めつけられる思いだった。
夫に素直に想いを伝えられないイ・ヘスクは、「こんなことなら地獄の方がマシだよ、このろくでなし!」と空に向かって憤りをぶつける。その姿は切なさと同時にどこかユーモラスでもあり、笑いを誘った。
天国滞在2日目には新入り住人向けのオリエンテーションが開催された。ヘスクは天国支援センター長(演者チョン・ホジン)の話を聞くうちに不安を覚える。
天国でしてはいけないことばかりしてきた自分が、本当にここに来る資格があったのか。さらに、天国でも悪行を重ねれば地獄へ堕ちる可能性があるという事実に戦慄を覚える。そして何より、どこへ行っても誰かに見張られているような不穏な視線に気づき、緊張感が高まっていく。
その頃、ナクジュンもようやく気づく。なぜヘスクが80歳の姿で天国に来たのか、なぜ自分に対して心を開いてくれなかったのか。彼は妻を若返らせることを試みるが、それは不可能だった。ナクジュンを老いさせることもまた叶わなかった。
2人で家に戻る途中、ナクジュンは「生きていても、死んでも、自分のことばかりだった気がする」と語り、生前、妻がどんなに大変な日々を送っていたかに気づけなかったことを詫びた。そんな夫に、ヘスクは「おつかれさま。あなただって、わたしだって」と優しく声をかけ、その言葉は視聴者の胸をも打った。
やっと天国での再スタートに平穏が訪れたかと思われたその矢先、見知らぬ女性が天国ハウスの前で待ち構えていた。「ナクジュンさんのことだけを思って、ここまで来ました」とナクジュンに抱きつく姿に、ヘスクは怒りを爆発させてしまう。初対面でいきなり髪をつかみ合う修羅場は、まさに天国にあるまじき光景だった。
謎の女性の正体は何者なのか。ヘスク一筋だったはずのナクジュンと、どのような関係なのか。物語はさらなる波乱を予感させる。
一方、現世ではイ・ヘスクの死を受け入れられず、毎晩涙を流していたイ・ヨンエが、「社長に会いに行く!今すぐ行く!」と叫んで飛び出していく。その直後、何かが起こったことを予感させるシーンが描かれた。
また天国では、イ・ヘスクとコ・ナクジュン夫婦のように、さまざまな縁が再びつながっていた。特に、飼い主よりも先に天国へ行った犬たちが人間の姿で暮らし、再会のときには本来の犬の姿に戻るという設定は視聴者の心を掴んだ。
中でも、ジャジャン(演者シン・ミンジェ)、チャジャン(演者キム・チュンギル)、マンドゥ(演者ユ・ヒョンス)と名付けられた元保護犬たちが登場し、どんな物語を持っているのか興味を引いた。
そして、ヘスクを鋭い眼差しで見守っていた存在が、実は彼女たち夫婦の愛猫ソニャ(演者チェ・ヒジン)であったことも判明し、視聴者に驚きを与えた。
このように、『君は天国でも美しい』の舞台である天国は、型破りな想像力に満ちており、知れば知るほど興味をそそられ、見れば見るほど引き込まれる世界となっている。
JTBCドラマ『君は天国でも美しい』は、毎週土曜22時40分、日曜22時30分に放送中。
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