今から20年前の2005年は、日本と韓国の国交締結40周年に当たる年で、「日韓共同訪問の年」に設定された。韓国側の親善大使にチェ・ジウが選ばれ、彼女は韓国の代表的な観光地について語った。
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「真っ先にお勧めしたいところは済州島(チェジュド)。美しい海が素敵です。次に、『冬のソナタ』で大きな話題となった南怡島(ナミソム)。水辺の景色や青々とした森がいいですよ。そして、韓国の文化遺産をまわりたいという方にはぜひ慶州(キョンジュ)をお勧めします」
2005年5月6日と7日の2日間、東京国際フォーラムで「美しき日々コンサート・ファイナル」が開催された。チェ・ジウは、2001年のドラマ『美しき日々』で共演したイ・ビョンホンと参加した。彼女は、イ・ビョンホンのことを「俳優として尊敬する大先輩です」と称賛した。
2005年5月20日にソウルで「百想芸術大賞」が発表され、このときに新設された「韓流特別賞」の最初の受賞者にチェ・ジウが選ばれて、感激を語った。
「『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督や共演のペ・ヨンジュンさんに感謝の言葉を捧げたいと思います。このドラマのおかげで、民間外交大使の役割までするようになりましたが、今後も最善を尽くす覚悟です」
2005年の秋には、映画『連理の枝』の主役となり、チョ・ハンソンと共演した。映画の撮影中のエピソードについて語った。
「最後のシーンは済州島で撮影したのですが、丘の上は風がかなり強く吹いて思いどおりにいきませんでした。緊張感が必要なシーンなのに条件が悪すぎました。でも、スタッフの方たちがなるべく私たちに風が当たらないように幕を張ってくれました。これには助けられました。とにかく、その撮影では瞬間的に強風が吹き、寒かったので、本当に大変でした」
2005年11月18日には、東京・赤坂のTBSでチェ・ジウは、日本の連続ドラマ『輪舞曲』で共演した竹野内豊と初めて会い、彼から花束を受け取ってこう述べた。
「竹野内豊さんが出た映画『冷静と情熱のあいだ』を観て、ぜひお会いしたかったのです。一緒にいい作品にしたいと思います。ぜひ期待してください」
この『輪舞曲』は2006年1月15日からTBSで放送された。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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