【新年特集/ハン・ジミンの2025年】新ドラマ『私の完璧な秘書』で披露する新たな一面

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ハン・ジミンは、どんな役を演じても根底に純粋なイメージを漂わせる女優である。最初に見たのは『宮廷女官チャングムの誓い』で医女を演じた時だった。真摯に職務に励む女性に扮した姿が印象的だった。

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その後は『イ・サン』でイ・ソジンの相手役となり、聖女のようなソンヨンという女性を演じた。この役は日本でも大人気となり、彼女が来日してファンミーティングを開いた時には、熱心な男性ファンがたくさん詰めかけたのをよく覚えている。

以降も長い期間にわたって話題作に出演し続けており、キャリアを積み重ねるたびに演技派としての本領も発揮している。

2021年の映画『ハッピーニューイヤー』では超一流ホテルのマネージャーに扮してオールキャストの豪華映画の中でも独特の存在感を見せていた。また、2022年のドラマ『私たちのブルース』では、海女に扮して仕事と恋愛の両面で活発に動く女性を演じていた。

その時に共演したキム・ウビンとも非常に呼吸が合っていて、オムニバス形式の傑作ドラマの中でもハン・ジミンの評価がとても高かった。

さらに、2023年の『ヒップタッチの女王』ではコミカルなヒロインに扮した。相手のヒップに触ると過去の映像が見えてしまうという特異なキャラだったが、痛快な場面を縦横に演じて多彩な表現力で視聴者を楽しませてくれた。

ハン・ジミン
『私の完璧な秘書』のヒロインを演じるハン・ジミン(写真提供=OSEN)

純粋なイメージを漂わせる女優

そんなハン・ジミンは、2025年も大活躍を予感させる。新しいドラマ『私の完璧な秘書』でハン・ジミンが演じるのは、仕事に邁進するカリスマ的なCEOのカン・ジユンだ。けれど、仕事以外は何もできない。プライベートでは自分をうまくコントロールできないのである。

対照的なのが、秘書のユ・ウノ(イ・ジュニョク)だ。彼は仕事をバリバリこなすし、私生活も完璧だ。そういう2人が大人のラブロマンスを展開するのが、『私の完璧な秘書』の大きな見どころだ。

韓国SBSで1月3日からスタートする『私の完璧な秘書』。ハン・ジミンの2025年が華々しく始まる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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