傑作『善徳女王』の登場人物ランキングで2位は「妖女」ミシル!1位は誰だったのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されていた『善徳女王』は、11月27日の最終話によって終了した。本当に面白い時代劇だったし、登場するキャラクターが多彩だった。

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その中で、ソファ(ソ・ヨンヒ)、チルスク(アン・ギルガン)、チョンミョン(パク・イェジン)といった印象的な登場人物たちもいたが、ランキング形式でキャラが目立った人物を大いに取り上げてみた。5位から1位までを見てみよう。

●5位/キム・チュンチュ(ユ・スンホ)

キム・チュンチュ(ユ・スンホ)
(写真=(C)MBC)

キム・チュンチュは『善徳女王』の後半から登場したが、最初は王族でありながら頼りなくてズボラな男だった。しかし、徐々に責任感が芽生えてきて、終盤では立派な人物に様変わりしていた。もともと頭脳明晰で理論派なのである。

このキム・チュンチュを演じたのが子役出身のユ・スンホ。彼が『善徳女王』に出演したときは16歳だった。それでも非常にメリハリが効いた演技を披露しており、才能豊かな俳優として評価を高めていた。

●4位/キム・ユシン(オム・テウン)

キム・ユシン(オム・テウン)
(写真=(C)MBC)

『善徳女王』の全編を通して顕著な活躍をしたキャラクターがキム・ユシンだった。彼は信念を持った立派な人物で、トンマンを支えて新羅(シルラ)のために一番尽くした勇者でもあった。

しかも、性格が良くて、武術に優れていて、戦乱で負けたことがなかった。まさに「『善徳女王』の誇り」と呼べるほどの好人物だったが、オム・テウンが強靭な意志を見せて演じていた。

●3位/トンマン(イ・ヨウォン)

トンマン(イ・ヨウォン)
(写真=(C)MBC)

堂々たるトンマンは、苦難の中で育ちながら徐々に王女として認められるようになり、終盤では女王に即位して民衆のための政治をしっかりと行っていた。

そんなトンマンをイ・ヨウォンが美しく理知的に演じていて、ヒロインとして申し分のないキャラクターであった。こういう女王が新羅にいたことを誰もが自慢できる存在であり、時代劇の中でも屈指の主役だった。

●2位/ミシル(コ・ヒョンジョン)

ミシル(コ・ヒョンジョン)
(写真=(C)MBC)

目を見張るほどに個性が際立っていたのがミシルだ。新羅という国を女帝のように支配して国王すらその権力に及ばなかった。しかも、天才的な頭脳を持っていて、敵に回したらこれほど恐ろしい女性はいなかった。

そうしたミシルを大女優のコ・ヒョンジョンが妖しく魅惑的に演じていて、『善徳女王』というドラマを飛躍的に大ヒットさせた。まさに立役者だ。本当にミシルというキャラクターは圧倒的な存在感を持っていた。

●1位/ピダム(キム・ナムギル)

ピダム(キム・ナムギル)
(写真=(C)MBC)

ピダムはドラマが進むにつれて飛躍的に成長していったキャラクターで、変幻自在なイメージに彩られていた。しかも、最後は国王を狙うという野望すら見せて『善徳女王』をグイグイと引っ張った。

さらに、キム・ナムギルが惚れ惚れするような存在感で演じて、最後まで彼の演技力に釘付けになった。総合的に見ても、『善徳女王』の登場人物の中で一番ワクワクさせられる人物であり、堂々のランキング1位に輝いた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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