Netflixで配信されている『旋風』は、元検事の首相パク・ドンホを演じるソル・ギョングと、全大協出身の経済副首相チョン・スジンに扮するキム・ヒエが主演を務めているドラマだ。
物語の第3話では、大統領のチャン・イルジュンが目を覚ますと、首相のドンホは自ら猛毒を飲んで危篤となり、テジングループ副会長であるカン・サンウン(キム・ヨンミン扮)を陥れようとする。
すると、自身の癒着を隠したいと思っている副首相のスジンは、病院の人事に介入してドンホの救命を阻止しようとする。しかし、大統領秘書室長のチェ・ヨンスク(キム・ミスク扮)が病院の人事を操作したことで、ドンホは一命をとりとめる。
目を覚ました大統領が1週間もすれば職務に復帰する可能性があるため、あまり時間の残されていないドンホは、毒が完全に抜けていないのに特別捜査に繰り出したのだった。そのころスジンは、不正資金の証拠を隠滅しようと考えていた。
それでは、物語の第4話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
公開討論会でドンホに検察改革への意見を求めるスジン。他の候補者たちはリスクを負う難しい質問にもひるむことなく、前大統領の美徳を継承する意志を示す。しかし、ドンホはただ1人だけ前大統領の負債を背負うと宣言した。
その後、スジンは自分の親戚関係にあるソウル中央地検次長検事チョン・ピルギュ(チョン・ヘギュン扮)を検察に送り込むが、中断させたはずの捜査をドンホが再開させたことを知ると、罠を仕掛けるために虚偽の収賄を捏造するのだった。
それにより、取り調べを受けるドンホだが、無実を主張するよりも大きな嘘が状況を打破することを知っていたため、ヨンスクや秘書ソ・ジョンヨン(イム・セミ扮)の協力を経て、通報者と接触したドンホは、スジンの罠をかいくぐってアリバイを立証するが……。
演じるキャラクターを魅力的に見せてくれる出演者たち。様々な局面がスリリングに描かれている『旋風』。今後の彼らの活躍にさらに、注目したい。
文=大地 康
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