【クライマックス間近】『太陽を抱く月』の予断を許さぬ展開の注目点

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『太陽を抱く月』は全20話だが、6月14日に第18話がオンエアされた。いよいよ残り2話となった。

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クライマックス間近になって改めて『太陽を抱く月』のあらすじを見てみよう。

世子イ・フォンの婚約者に選ばれたのは、彼が熱愛したヨヌだった。しかし、そこから大妃(テビ)の陰謀が始まる。勢力の拡大を狙う大妃は巫女を使ってヨヌを呪い殺そうとする。不運にも重病となってしまったヨヌは父の胸に抱かれて世を去ってしまう。

とはいえ、彼女はまだ生きていて、すぐに生命が甦ったが、記憶喪失となって巫女に育てられる。後に大人になったヨヌは巫女ウォルとして王宮に戻り、国王になっていたフォンと再会する。

彼はヨヌが亡くなった後も彼女のことを忘れられなかった。しかし、まさかヨヌが生きているとは知らず、ウォル(ヨヌ)のことが誰だかわからない。それでも、不思議なほどにその存在に惹かれ、フォンとウォルは奇妙な関係になっていく。

太陽を抱く月
画像=MBC

スリリングな展開

さらに、ドラマの中盤になってウォルの記憶が戻り、彼女はヨヌとしてフォンと精神的に結ばれた。同時に、ヨヌが子供時代に死に至った陰謀が次々に明らかになり、フォンは王族が関わっていたことに衝撃を受ける。あってはならないことが起きていたのだ。

一方、領議政(ヨンイジョン/政府のトップ)のユン・デヒョン(キム・ウンス)は、さんざん悪事を働いてきたが、まだ諦めていない。今度はチョン・イルが演じる陽明君(ヤンミョングン)を仲間に引き込もうと暗躍する。陽明君は自ら国王になるつもりはないと明確に断言するのだが、「愛するヨヌのことは諦めきれない」と意思表示をする。

こうして陽明君の動向が注目のマトになった。果たして、彼はヨヌをめぐって弟のフォンと厳しく対立するのだろうか。

クライマックスを目前にして『太陽を抱く月』は、とてもスリリングな展開になってきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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