テレビ東京でオンエアされている『太陽を抱く月』で、ヨ・ジングがイ・フォンの少年時代を演じている。また、ホ・ヨヌの少女時代に扮するのがキム・ユジョンで、2人は息のあった演技を見せている。
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そのヨ・ジングが、韓国で6月21日に公開される予定の映画『ハイジャック』で主演を務めている。
この映画は、1971年に韓国の上空でハイジャックされた飛行機の中で、ハイジャック犯と乗客やスタッフたちの緊迫した瞬間を描く。
ヨ・ジングが演じるのは、乗客たちを恐怖に陥れるハイジャック犯のヨンデだ。初めて悪役を演じることになったが、天才と呼ばれる彼は、状況に応じて映画に独特な緊張感をもたらしてくれるだろう。
そのヨ・ジングと共演するのが、映画『白頭山大噴火』に出演したハ・ジョンウだ。彼は、空軍出身の副操縦士テインを演じる。
これまでにヨ・ジングは、『ファイ 悪魔に育てられた少年』『西部戦線1958』などの映画に出演していた。その中でも特に取り上げたいのが、『同感~時が交差する初恋~』だ。
この映画は、2000年に制作された映画『リメンバー・ミー』をリメイクした作品だ。日本でも『時の香り~リメンバー・ミー』というタイトルで公開されている。
『同感~時が交差する初恋~』は、1999年と2022年の2つの時代をつなぐ不思議な無線機を通じて交流する2人の大学生の様子を描いている。
ヨ・ジングが演じているのは、韓国大学に通う3年生のヨンというキャラクターだ。ある日の夜、親友から借りた無線機を使用した彼は、ムニという女子大生と交信を開始する。
自分と同じ学校に通っていることを知ったヨンは、翌日に学校で会おうと約束する。しかし、いくら待っても彼女が姿を現すことはなかった。なぜなら、2人が生きている世界が違ったからだ……。
ヨ・ジングやチョ・イヒョンと共演している俳優も魅力的だ。真面目なヨンに好意を抱くソ・ハンソルに扮するキム・ヘユン、ムニとは気のおけない仲であるオ・ヨンジを演じるナ・イヌがいる。
本作で純粋な学生を演じたヨ・ジングが、新作『ハイジャック』で悪役をどう演じるのかが興味深い。
文=大地 康
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