海外メディアが注目した『涙の女王』の興行ポイント。「韓国ドラマが最も得意とするもの」とは?

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4月28日、最終回を迎えたドラマ『涙の女王』。韓国のみならず、海外のドラマファンから大きな反響を呼び、NetflixのTOP10テレビシリーズ(非英語)部門でも注目すべき成績を残した。

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8週連続でTOP10入りを果たし、4月には1~2位にとどまりながら現在のランキングの上位圏をキープしている。全世界での累計視聴時間は3億7320万時間だ。

海外の絶賛した、『涙の女王』の興行ポイントを紹介する。 

『涙の女王』
(画像=tvN)

ジャンルの混合「まるで総合芸術」

『涙の女王』は、キム・スヒョンとキム・ジウォンが演じた夫婦の切なく美しいロマンスだけではない。

財閥家の陰謀と家族間の愛と誤解、周辺人物の活躍ぶりは、まるでコメディーショーを連想させる。

アメリカの『Time magazine』は『涙の女王』に対して「韓国ドラマが他のどんな形式より上手なものがあるとすれば、それは新鮮な組み合わせを作るためにジャンルを混合すること」と話した。

カナダの『Screenrant』は「ドラマとコメディが完璧に調和した。笑いと涙を同時に醸し出す場面は『涙の女王』ならではの特技」と評価した。

『涙の女王』
(画像=tvN)

三位一体「脚本家の物語、監督の演出、俳優たちの熱演」 

『涙の女王』は、『愛の不時着』や『星から来たあなた』などヒット作を生み出した脚本家パク・ジウンと、『不可殺』のチャン・ヨンウ監督、『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』のキム・ヒウォン監督というヒットメーカーたちと、人気俳優キム・スヒョンとキム・ジウォンの組み合わせで放送前から大きな期待を集めた。 

よい組み合わせが作り出した結果は、期待以上だった。海外メディアも「物語を創造した脚本家の力、目を釘付けにする美しい演出、このすべてをありのまま具現する俳優たちの熱演まで、それこそ完璧な三位一体」と口を揃えた。

『Screenrant』は「『涙の女王』の成功要因は非常に多いが、韓国ドラマのレジェンド脚本家、童話的な演出、バランスの取れたキャラクターに、全俳優陣の熱演と、特に主演俳優たちのケミストリーが幻想的」とし、「出演陣はすべてのシーンで驚く演技を見せてくれる。脇役から主演まで、全俳優陣の演技が作品の品格を高めた」と評した。

『涙の女王』
(画像=tvN)

豊かな物語の変奏「簡単だが、簡単に予測できない展開」

『涙の女王』は、視聴者がついていきやすいように話が流れていくが、下手に予測できないほど視聴者を強く引き寄せる“変奏”があった。

アメリカの『Forbes』は「多くの韓国ドラマが『幸せに暮らしました』で終わるが、このドラマはここから話を始めるのが印象的」と取り上げている。

『Screenrant』は「このドラマの中には引き続き期待値を越える展開がある。数多くのサブプロットが、メインプロットから離れる瞬間を楽しくしてくれる」と称賛した。

『Time magazine』も「この物語は結婚生活から抜け出そうとする試みを通じて、恋に落ちた理由を再発見する。予測可能だが、時々外れることもあり、非常に人間的だ」と評価した。

香港の『South China Morning Post』では、「興味津々な話の中には途方もないどんでん返しがあったが、究極的には2人の愛で終わった。最後の瞬間、最も純粋な幸せに到達した最もロマンチックな韓国ドラマ」と好評した。

『涙の女王』
(画像=tvN)

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