Netflixで配信予定の新ドラマ『正直にお伝えします!?』(JTBC)のチャン・ジヨン監督が、主演キャストのコ・ギョンピョ、カン・ハンナ、チュ・ジョンヒョクについて語った。
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同作は、ある日突然、出演中に暴走するような性格になってしまったアナウンサーと、そんな彼を自身のバラエティー番組に引き入れる放送作家による“人生逆転”ドラマ。「無慈悲に笑わせる」と謳っており、ドラマファンの期待を集めている。
その中心には、バラエティ番組よりも面白いドラマを作るために集まったコ・ギョンピョ、カン・ハンナ、チュ・ジョンヒョクがいる。彼らの演技を現場で誰よりも堪能したチャン・ジヨン監督が、率直な感想を伝えた。
まず、予期せぬ感電事故によって本音だけを喋れるようになったアナウンサーのソン・ギベクを演じたコ・ギョンピョについては、「この役がこなせる唯一無二の俳優だった」と切り出した。コミカルとシリアスを同時にこなせるたった1人だったという。
「いつも演技には本気だし、基本もしっかりしているが、一方で基本など関係ないようにのびのびと演技をする。この貴重な演技を私が最初に見るのか、と思って時々カットを遅く言うほどだった」
やってほしい演技を大まかに伝えれば、見事に具現したというコ・ギョンピョにチャン監督は「95点」をあげた。「欠点がない」というのが理由だ。
カン・ハンナについては「女優としても素晴らしいが、人間としても愛おしい」と言う。
12年目のバラエティ番組作家だが、まだまだ情熱とポジティブさを放つオン・ウジュ役にピッタリだったそうだ。
チャン監督は「特にこのドラマでは自分の魅力をキャラクターにかぶせてウジュという人物を宇宙(韓国語でウジュ)的に伸ばせるようにした」と表現した。そして「視聴者がウジュに魅力を感じるなら、それは女優本人が作ったものと信じてやまない」と、信頼を寄せた。
国民的トロット歌手キム・ジョンホン役のチュ・ジョンヒョクは一言で「エネルギッシュな俳優」と表現した。
彼が来れば現場が温かい雰囲気になり、みんなが楽しかったと振り返ったチャン監督は「演技する時もエネルギッシュで努力と探究を惜しまない」と称賛。そんなチュ・ジョンヒョクの真価は、編集の時により深く感じたという。
「各テイクごとにバリエーションを持たせた彼の演技を、編集する時に選ぶ立場になると非常に楽しく、興奮した。彼の素晴らしい演技力を確認できるはずだ」
現場をリードする監督の立場で最も感謝したのは、「3人ともみんなを大切に思い、尊重するのが目に見えた」ことだったというチャン監督。「そのシナジー効果を映像に収めて視聴者に伝えようと最善を尽くした。『正直にお伝えします!?』を見る間だけでも、疎かだった自分の心と向き合い、少しでも幸せな気持ちになってほしい」と願いを込めた。
『正直にお伝えします!?』は、韓国JTBCにて5月1日20時50分から放送開始。Netflixでも配信される。
(記事提供=OSEN)
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