韓流プレミアで放送されている韓国時代劇『太宗イ・バンウォン~龍の国~』は、朝鮮王朝第3代王・太宗(テジョン)となる李芳遠(イ・バンウォン)の生涯を描いた時代劇で、チュ・サンウクが李芳遠役で主演を務めている。この時代劇で、朝鮮王朝の初代王・李成桂(イ・ソンゲ)役を務めているのがキム・ヨンチョルである。
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4月8日に放送された第2話では、李成桂が高麗第32代王・禑王(ウワン/イム・ジギュ扮)の側近で将軍のチェ・ヨン(ソン・ヨンテ扮)を倒して開京(ケギョン)を陥落させる様子が描かれていた。
これからキム・ヨンチョルが李成桂としてどんな演技を見せてくれるのかに注目したい。
そんな李成桂を演じているキム・ヨンチョルは、時代劇には欠かせない名俳優であり、『太宗イ・バンウォン』でチュ・サンウクが演じている太宗を、『大王世宗(テワンセジョン)』と『チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~』という2つの時代劇で演じている。
そんなキム・ヨンチョルが出演していた時代劇を紹介しよう。
まずは『王道(ワンド)』である
この時代劇は、カン・ソグが演じた朝鮮王朝第22代王・正祖(チョンジョ)の時代を舞台となっており、パク・スネがホン・グギョンの心の恋人である妓生(キーセン)スンジ役、
カン・ムニョンがホン・グギョンの妹で正祖の側室の元嬪(ウォンビン)ホン氏役で出演していた。
この時代劇でキム・ヨンチョルは、正祖の右腕ホン・グギョン役を務めていた。
次に紹介するのは『太祖王建(テジョワンゴン)』だ。
この時代劇は、チェ・スジョンが高麗建国の英雄の王建(ワンゴン)役、ソ・インソクが農民出身の後百済(フベクチェ)の王の甄萱(キョンフォン)役、キム・ヘリが王建の許嫁の蓮花(ヨンファ)役を演じている。そんな時代劇でキム・ヨンチョルは、後高句麗(フコグリョ)の王の弓裔(クンイェ)役を務めていた。
俳優として本格的な演技で見る人を楽しませてくれるキム・ヨンチョル。時代劇はもちろんだが現代劇でも最高の演技を見せているので、ぜひ堪能してほしい。
文=大地 康
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