キム・スヒョンとキム・ジウォンが主演するドラマ『涙の女王』が、たった2回の放送で韓国での視聴率8%越えを成し遂げて、上昇気流を継続している。
3月11日、韓国の視聴率調査機関ニールセン・コリアによると、前日放送されたtvNの土日ドラマ『涙の女王』が、全国世帯平均8.7%、最高10.2%を記録した。ソウルなど首都圏世帯では平均9.8%、最高11.1%の視聴率を達成した。
『涙の女王』はクイーンズグループ財閥3世のデパート女王ホン・ヘイン(キム・ジウォン扮)と、ヨンドゥ里の里長の息子で“スーパーの王子”ベク・ヒョンウ(キム・スヒョン扮)による、3年目の夫婦の危機と奇跡のように再び始まる恋の物語を描いた作品だ。
3月9日の初放送では恋愛から結婚、そして離婚直前に至るまでのジェットコースターのような夫婦生活が描かれた。放送の最後には離婚書類を差し出そうとしたペク・ヒョヌにホン・ヘインが「3ヶ月しか生きられない」として告白をして衝撃的なエンディングを飾った。
このうち、第2回ではユン・ウンソン(パク・ソンフン扮)という新しい人物の登場で、緩んでいた夫婦関係に変化が予告された。生命の脅威を感じたホン・ヘインを危機から救うベク・ヒョヌの姿が描かれ、彼らの将来に好奇心を加えた。
その結果、初回の放送から視聴率5.9%を記録し快調のスタートを切った『涙の女王』は、2回目の放送では視聴率8.7%に跳ね上がり、急上昇傾向を描いた。
『涙の女王』は『僕の妻はスーパーウーマン』『棚ぼたのあなた』『星から来たあなた』『プロデューサー』『青い海の伝説』『愛の不時着』など多数のヒット作を誕生させたシナリオ作家パク・ジウン新作で、公開前から多くの期待を集めた。男性主人公を引き受けたキム・スヒョンは『星から来たあなた』『プロデューサー』を通じてパク·ジウン作家と呼吸を合わせて人気を博した経緯がある。
2021年に公開されたドラマ『ある日』以後、特別な作品活動を見せなかったキム・スヒョンは、『涙の女王』でパク·ジウン作家と3回目の呼吸を引き受け復帰を予告した。
制作発表会当時、キム・ヒウォン監督は「個人的な願いは『愛の不時着』最終回(21.6%)よりもう少し良い数字が出てほしい」と語っていたが、 実際に『涙の女王』は一気に視聴率2桁目を目前しており、パク·ジウン作家のヒット神話を継続することを予告した。 結婚3年目の夫婦に扮した「ロコキング」ことキム・スヒョン、「ロコクイーン」ことキム・ジウォンのロマンスケミストリーが、最近やや不振気味だったtvNの週末ドラマ枠に活力を吹き込むことが期待されている。
一方、『涙の女王』は毎週土·日曜日午後9時10分に韓国のtvNで放送されており、日本では同時配信されているNetflixで楽しむことができる。
(記事提供=OSEN)
■【写真】『涙の女王』、主演2人の息がピッタリ!台本読みの様子
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