『私の夫と結婚して』で注目される悪役の存在感!シン・イェウンはどう飛躍したのか

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今年に入ってから爆発的な人気を獲得したドラマ『私の夫と結婚して』。主役のパク・ミニョンの存在感は相変わらず抜群だったが、同じように注目を集めたのが悪役チョン・スミンを演じたソン・ハユンだった。彼女は、強烈な悪役で一気に女優としての知名度をアップさせた。

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悪役は一度当たると、とてつもない「はまり役」になる。それで思い出すのが、1年前に「悪役キャラ」の活躍で話題になった『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』だ。ここでの「はまり役」はパク・ヨンジンというキャラクターだった。

彼女は、ソン・ヘギョが扮したヒロインを高校時代に恐怖レベルにイジメ抜いた悪女であった。そのパク・ヨンジンが大人になった姿をイム・ジヨンが演じて、彼女もまた「時の人」になって大ブレークを果たした。 

ここで見逃せないのは、同じパク・ヨンジンでも高校時代を演じた女優だ。それが、シン・イェウンであった。

彼女はもともと愛らしくて明快なイメージであったのに、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』では一転して悪魔の高校生に扮していた。演じたシン・イェウンも、よほど覚悟して極端な「嫌われ役」を演じたことだろう。

人気女優になったシン・イェウン

愛らしい笑顔の女優

しかし、シン・イェウンはその後に素晴らしい果実を手にした。彼女は、『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』で、かつてのような明るいイメージで主人公を演じていた。このドラマでシン・イェウンが演じたヒロインのユン・ダノは、20代の若さで宿屋「二花院」を仕切る女主人だ。

この「二花院」は客があまりいない。料理を担当する女性の腕が悪すぎることが原因の一つなのだが、そんな中でも、ユン・ダノは奮闘して家業をりっぱにこなしていた。

そんな姿を見せてくれたシン・イェウンは、とても華がある女優だ。時代劇のヒロインに抜擢されて、愛らしい笑顔で見事に演じ切っていた。そんなシン・イェウンにとって、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』での悪役は、「意義のあるステップ」になったことだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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