スタジオドラゴンが制作した韓国ドラマ『私の夫と結婚して』が、海外でも注目すべき成果を収め、韓国ドラマの歴史に一線を画した作品になった。
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スタジオドラゴンは昨年、世界的にヒットしたNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』に続き、今年も『私の夫と結婚して』をヒットさせた。同作はPrime Videoを通じて世界でも配信されている。
2月20日に最終回を迎えた『私の夫と結婚して』は、Prime Videoがグローバルサービスを始めた2016年以来、初めてグローバルデイリーTVショーランキングで1位を記録したドラマになった。
デイリーランキングだけでなく、長期ヒットの尺度でもあるマンスリーTVショーランキングでも韓国ドラマ史上最高の2位(1月付)を獲得した。
世界中の視聴者が『私の夫と結婚して』が描く回帰と復讐の痛快さに熱狂的な関心を寄せ、ブームに参加したわけだ。
『私の夫と結婚して』ブームには、もともと韓国ドラマが人気のアジアだけでなく、多数の西洋国家も加わった。
日本をはじめ、オーストラリア、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、インド、ブラジルなどで累計67カ国でデイリーランキング1位になったのだ。
それだけでなく、韓国ドラマでは初めてアメリカ(最高2位)、カナダ(最高1位)、イギリス(最高3位)、ドイツ(最高4位)、スイス(最高2位)、スウェーデン(最高4位)、スペイン(最高6位)、オランダ(最高5位)、イタリア(最高3位)など、米州・欧州でもPrime VideoのTOP10入りを果たした。
『私の夫と結婚して』の世界的人気の秘訣には、回帰と復讐を通じたピリッとしたカタルシスが挙げられる。
アメリカの雑誌『Forbes』は「回帰や代替世界、転生を通じて主人公たちが2回目のチャンスを得る韓国ドラマが最近大きな人気を集めている」として『私の夫と結婚して』を主要事例として紹介した。
イギリスの『NME』は「非常に中毒的(immensely addictive)」「回帰を通じた復讐の物語を伝える幻想的なロマンスドラマ」「視聴者が望むことを正確に提供することで、満足感を与える」と人気要因を分析した。
アメリカの『Screen Rant』は「回帰と復讐が融合した『私の夫と結婚して』は二つのジャンルともに最高だ」「すでに2024年最高の韓国ドラマの1つ」と好評した。
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