テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、2月2日の第51話でもヒョンジェ(ユン・シユン)とミレ(ペ・ダビン)の結婚問題が暗礁に乗り上げたままだった。
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特に、解決策を論議する過程で、ヒョンジェの祖父ギョンチョル(パク・イナン)と父親ミノ(パク・サンウォン)の間にわだかまりができてしまった。
きっかけは、ミノがギョンチョルに対して「自分の戸籍を抜いてほしい」と願い出たことだ。2人は血がつながっていないので、ミノは塾慮した末にそういう結論を出した。そうすればヒョンジェの結婚が可能になると考えたのだ。
しかし、ギョンチョルはその申し出をきっぱりと断った。彼としても、養子でありながら大事な関係を築いてきた息子のミノを戸籍から外すわけにはいかなかった。そんなことをしたらギョンチョルの人生も台無しになってしまう。
結局、戸籍問題を通してミノがギョンチョルに対してきつい言い方をしてしまった。それは、ヒョンジェをぜひ結婚させてあげたいという親の切実な気持ちがもろに出たからだ。ただし、言われたギョンチョルは大きなショックを受けた。
とにかく、ミノは涙を流して悲しんでいるヒョンジェを見ていられなかった。それゆえ、最善の策として戸籍問題を取り上げたのだが、そうした提案によってギョンチョルとミノの関係がギクシャクしてしまった。
あんなに仲が良かった祖父と父がもめたことは、ヒョンジェとしても悲しいことだった。自分の問題が大きくなりすぎることは、本当に耐えられないことなのだ。
こうしてギョンチョル、ミノ、ヒョンジェの間で、三者三様の立場の違いが明らかになった。果たして、理想的な家族であったヒョンジェの実家の絆はこれまでのように守られていけるのだろうか。容易に解決できない問題を前にして、3人の苦悩は今後も続きそうだ。
文=大地 康
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