主役のヒョンジェ(ユン・シユン)が極端に落ち込む展開になってきた。テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、2月1日の第50話で、結婚目前だったヒョンジェとミレ(ペ・ダビン)が距離を置くことになってしまった。
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ヒョンジェの祖父ギョンチョル(パク・イナン)とミレの母親スジョン(パク・ジヨン)が実の親子だと判明しただけに、このまま予定どおり結婚に突き進むのは難しくなった。とはいえ、ミレのほうから「距離を置いてこの状況を見守ろう」と提案されて、ヒョンジェは少なからずショックを受けてしまった。彼としては、2人で力を合わせて難局を乗り越えよう、と前向きになっていたからだ。
一方のミレは、決して前向きではなかった。もしかしたら、彼女は別れさえ覚悟していたのかもしれない。そのことを考えると、ヒョンジェの苦悩は深まるばかりであった。
彼は以前の恋愛がトラウマになって、もう二度と好きな人は現れないと悲観していた。そんな中でようやくミレと知り合い、彼女のことが本当に好きになった。そして結婚も決まったのだった。しかし、状況は悪くなる一方だ。再びヒョンジェは、かつてのトラウマが蘇ってくるような思いだった。そうしたヒョンジェの悲しみを察していたのが父親のミノ(パク・サンウォン)である。
彼は何よりも息子の幸せを願っている。そのために最善を尽くそうとしたのだが、状況は良くならなかった。それでも、ミノとしてはこのままジッとしているわけにもいかなかった。そこで、朝早くからヒョンジェの元を訪ねて朝食を一緒に食べようとしたのだ。
ミノは父親として3人の息子たちを愛情いっぱいに育ててきた。長男のユンジェ(オ・ミンソク)は無事に結婚をして幸せな日々を送っている。そのことに安堵していたのだが、次男のヒョンジェのことは本当に心配だった。それゆえ、ミノはヒョンジェのためになんでもしてあげたいと思った。そういった努力が必要だと彼は痛感したのだ。今後のミノの行動がとても気になってくる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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