テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、1月31日の第49話で主人公のヒョンジェ(ユン・シユン)とミレ(ペ・ダビン)の結婚が延期になってしまった。
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それは、ヒョンジェの祖父ギョンチョル(パク・イナン)とミレの母親スジョン(パク・ジヨン)が実の親子だと判明したからだ。しかも、スジョンがギョンチョルに対して反感を持ち、せっかくの親子関係がぎくしゃくしてしまった。
こういう事態になって、一番影響を受けてしまったのがヒョンジェとミレである。まず法的な問題から考えると、もしギョンチョルがスジョンを実の娘として戸籍に入れると、ヒョンジェとミレは正式に結婚することができない。これはあくまでも法律の制約なのだ。
さらに、スジョンがギョンチョルのことを「自分を捨てた」と強く思い込んでいるので、2人の和解も難しくなってきた。何よりも、スジョンはギョンチョルを全く許していなかった。その拒否反応にギョンチョルはショックを受けて、食事が喉を通らないほどに落ち込んでしまった。
そういう状況になって、ヒョンジェは父親から「結婚を延期してほしい」と言われた。それはミレも同じだった。彼女も結婚の延期を祖母から言われてしまったのだ。当初はヒョンジェとミレも全く事情がわからなかったのだが、結局はギョンチョルとスジョンが実の親子だということを知り、深刻な影響を受けてしまった。
ヒョンジェとミレは果たしてどうすればいいのか。2人はじっくりと話し合う場を持ったのだが、そこでヒョンジェが「2人で力を合わせて乗り切っていこう」と前向きに話したのに対し、ミレは「少し距離を置いてこの状況を見守ろう」と消極的な態度を取るようになった。ミレとしたらスジョンのことを一番に考え、自分たちの結婚が母親の犠牲になってしまうことを危惧したのであった。
しかし、ヒョンジェは納得できなかった。ミレの言葉に従って少し距離を置くことは受け入れたのだが、「絶対に僕たちは別れない」と強く心に誓うのであった。実際、深刻な局面になって2人の考え方に違いが出てしまった。
ヒョンジェとミレ。結婚に向けての選択が本当に難しいものになってきた。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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