新ドラマ『ドクタースランプ』は、疲れた人々へ希望のメッセージを伝える。
【写真】パク・ヒョンシクが見たパク・シネ「10年前のままだった」
1月27日から放送される新土日ドラマ『ドクタースランプ』は、絶好調だった人生にブレイクをかけられたヨ・ジョンウ(演者パク・ヒョンシク)と、ナム・ハヌル(演者パク・シネ)による“人生の心肺蘇生”を描いたラブコメドラマだ。人生の暗黒期で再会したライバルだった2人が互いの光となっていく過程が笑いとときめき、共感と慰労を与える。
そんななか、放送を控え、オ・ヒョンジョン監督がドラマについて直接伝えた。
まず、「作品に初めて接すると、人物の成長ストーリーにフォーカスすることになる。過去のヒストリーを想像し、現在の人物が置かれている状況について、未来を描きながら台本を見る」とし「『ドクタースランプ』に登場するキャラクターたちは表向きは完璧に見えるが、心は傷だらけだ。結局、心の病気を治癒し克服する方法は愛する人々の力だけで可能だというメッセージに惹かれた」と作品に参加した理由を明らかにした。
初めて台本を読んだとき、心が温かくなったというオ監督は「傷ついているが、そのそぶりを見せずに認めようとしない人物を不憫に思い、彼らの治癒をともにしたかった。人を治療する医師たちが、いざ自分たちの心の病気と欠乏には寛大なアイロニーが興味深かった。医師も結局、人という現実がリアルによく描かれていた」と台本に接した感想を伝えた。
また「このような面白い文を書いてくれた作家との作業はジョンウとハヌルほどケミストリーが良かった。この上なく良いパートナーであり、ユニークで感覚的な方なので作る過程自体が楽しかった」とペク・ソンウ作家に対する感謝と信頼を表わしている。
『ドクタースランプ』を通じて、7年ぶりにラブコメの演出を担当することになったオ監督。「もともと明るくて面白いドラマが好きな方だが、また演出をするまで思ったより長い時間がかかった。ラブコメはラブコメらしくルーズではないという負担が大きかったが、何よりも後悔なく楽しみながら撮影できる現場の雰囲気とドラマ的なムードを作ろうと努力した」と説明した。
続けて「本物の悪縁だと思っていた関係から、一番愛する恋人になるまでの過程を描く。もしかしたら最悪だと思った瞬間が最善の結果をもたらすのが、あたかも予測できない人生のようだ」として「絶望的な現実に向き合っても挫折せず、愛と人の力で克服するキャラクターを愉快に見せる方式が『ドクタースランプ』だけの魅力」とこれまでのラブコメとの差別点を指摘した。
話題を集めたパク・ヒョンシク、パク・シネの共演については「作品の中ではより話題になる熱演を見せてくれるだろう。2人の致命的な魅力とケミストリーが極大化されたドラマと記憶され、必ずそのように評価されてほしい」と答えている。特に、彼らのケミストリーの点数を尋ねると「換算不可」とし、「2人の完璧な呼吸を数字という形式で表現するには限界がある。成績表に書かれたように当然“1等の組み合わせ”とだけ申し上げたい」と付け加えた。
最後に「人生最悪の瞬間が人生最高の瞬間に向けた第一歩になれるという希望をドラマを通じて経験してほしい」と見どころを明らかにし、「もしヒーリングが必要だったり、心が傷ついていたりする方がいるならば、『ドクタースランプ』を通じて慰労と慰めを得ることを願う」と暖かい言葉を残した。
なお『ドクタースランプ』は1月27日22時30分から放送開始し、日本では1月28日からNetflixを通じて配信される。
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