韓国芸能界は、11月の“離婚ラッシュ”が12月まで続いている。
これほどまでに芸能界の離婚のニュースが相次いだことはなかったが、この37日間、何と7組の夫婦が破局を迎えた。
これに対し、また同様のニュースが伝えられるのではないかと懸念さえする状況だ。
12月4日、FTISLANDのチェ・ミンファン、LABOUM出身のユルヒが離婚を伝えた。2018年1月、ユルヒが20歳の時に妊娠と結婚を同時に発表。番組では度々3人の子供と仲良く暮らしている姿を見せてきたが、結婚5年で終止符を打った。
この日、チェ・ミンファンの所属事務所FNCエンターテインメントは「チェ・ミンファンさんとキム・ユルヒさんは慎重に悩んだ末、離婚を決め離婚調停手続きを進行中」とし、「3人の子供の養育権はチェ・ミンファンさんが持つことで合意した」とし、「突然の便りで2人を応援してくださった方々にご心配をおかけして申し訳ない。チェ・ミンファンさんは、これからもっと良い姿で挨拶できるよう努力していく」と伝えている。
ユルヒは「たくさんの時間、努力して対話した末に私たち夫婦は、互いに各自の道を応援することにした」として「夫婦の道はここで終わったが、子供たちの母親・父親としては終わりではないため、私たち2人とも最善を尽くして子供たちの面倒を見ながら疎通している」と話した。
続けて「現在、子供たちは現実的な問題と、最大限心理的な不安が大きくないように今まで生活していた空間で子供の父親が養育しており、私もやはりそれだけ母親の空席が感じられないように子供たちとよく会って時間を過ごしている」と子供への愛を見せた。
2023年末の離婚ブームの始まりは、タレントのパク・ジユン、チェ・ドンソクだった。KBSのアナウンサーとして同時期に入社し、恋人へと発展して結婚したが、結婚14年目にして夫婦生活を整理することにした。
パク・ジユンの所属事務所JDBエンターテインメントによると、10月30日、法律代理人を通じて済州地方裁判所に離婚調停を受け付け、これに対して「互いの過ちを問い詰め、互いに非難するよりは離婚手続きが円満で静かに終わることを願う」と明らかにした。
2人はそれぞれ離婚に対する立場も明らかに。パク・ジユンは「突然の両親の事情で傷つく子供たちが、確認されていない言葉と文で2度傷つくことは望まない」として「これに対し今後私をはじめとする2人の子供の身の上に危害となるデマと虚偽事実流布に対しては強力に対応していく予定」と話した。
チェ・ドンソクもまた「私たち夫婦の話に対して多くの憶測と虚偽事実が回り、これを正し一部の自制を促す」として「過去に私が製作した映像ではなく男がこうでなければならないという内容が盛り込まれた映像を共有したことがあり、写真の中の表現があたかも妻の帰責であるかのように操作され歪曲された部分を正そうとし、このような憶測が続くならば強硬対応する」と法的対応も予告した。
これまで多くの夫婦バラエティ番組に出演し、夫婦愛を誇示してきたアン・ヒョンモとRhymerは結婚から6年で離婚の道を選んだ。
11月6日、ブランニュー・ミュージックは韓国メディア『OSEN』に「Rhymerとアン・ヒョンモは最近、離婚手続きを終えた。良い仲間としてお互いの未来を応援することにした」と発表した。
性格の違いによる協議離婚だった。2人は5月からの別居期間を経て、離婚条件などを協議してきた。お互いを誹謗しないという別途の約束も交わしたという。
インフルエンサー兼モデルのソ・サランは11月2日に離婚したと明らかにした。2019年、端役俳優兼カフェ社長のイ・ジョンファンと結婚し、同年娘を出産したが、1年以上の訴訟の末、各自の道を歩むことになった。
ソ・サランは「結婚、出産、離婚、何一つ後悔することはない。本当に。結婚も離婚も幸せになろうとするものだ。人生第1幕の教訓として、第2幕はうまく設計してもっとカッコよく生きてみる。必ずしも夫婦関係ではなくても、大変なことを経験している方々も私を見て頑張ってほしい」と呼びかけた。
女優のチョン・ジュヨンは今年3月、年上の一般男性人と結婚式を挙げた。しかし、わずか6カ月で破局を迎えた。
チョン・ジュヨンの所属事務所は「先月、合意の下で結婚生活を整理した」と説明。チョン・ジュヨンと元夫の間に子供はおらず、婚姻届も出していないことが分かった。
コメディアンのキム・ビョンマンは結婚生活12年で終止符を打った。
11月22日、所属事務所は「キム・ビョンマンが数カ月前に離婚したことは間違いない」と明らかにした。具体的な離婚理由などについてはコメントを控えている。
キム・ビョンマンは2011年、7歳年上の一般女性とすでに婚姻届を終えた状態だと結婚を発表した。
当時。再婚だった妻に娘がいるという事実が知らされ話題になったりも。キム・ビョンマンは長い間別居していた妻と離婚訴訟を終えて完全に決別したという。訴訟を通じて公式的に婚姻関係を整理し、お互いを応援する仲に戻ることにした。
男性コーラスグループSweet Sorrowの元メンバーであるソン・ジンファンと、歌手のオ・ジウンは先月、それぞれのSNSを通じて離婚を発表した。歌謡界の先輩・後輩から恋愛へ発展した2人は2014年に結婚したが、9年越しに離婚を決めた。
ソン・ジンファンは「長い間家族として一緒に過ごしたオ・ジウンと先日結婚生活を終えた」として「お互いの未来を応援し、実際にもお互いに支え合いながら冷静にすべてのことを行っている」と明らかにした。
続けて「私は人生を再び生きることになっても、この人と過去のすべての時間を同じように過ごしたい。今日の私自身を昨日より好きになってくれた言葉で表現できないほどありがたく大切な人であり、いつまでもそのような人だと思う」とオ・ジウンに対する変わらない愛情を表わした。
オ・ジウンもやはり「突然ではあるが、私オ・ジウンはソン・ジンファンとの婚姻関係を終えることになった」として「2人で長い時間、対話をして至った結論」とし、ソン・ジンファンに対して「共にした時間の間、彼は恋人として家族として友人として私に本当にたくさんの貴重な感情を教えてくれた。感謝の気持ちを抱いて、これから彼の人生にある喜びと幸運を心から祝福する」と話した。
他にも9月には女優のキ・ウンセと歌手のソ・インヨンも離婚を伝えるなど、年末の芸能界に離婚ラッシュが続いているため大衆も大きな衝撃を受けている。
(記事提供=OSEN)
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