【ドラマ解説】『ポッサム』が描くデソクとファイン翁主の運命!宮廷の影に潜む危険な策略

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中のチョン・イル主演の時代劇『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』。物語もクライマックスが近づいて、緊張を感じるシーンが多くなってきた。

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11月14日に放送された第26話では、先王である朝鮮王朝第14代王・宣祖(ソンジョ)に仕えていた料理人を始末したいと思っていた光海君(クァンヘグン)が、キム・ジェナムの身分回復を取り消してしまう。

キム・デソクは、イ・イチョムの襲撃から逃れるためにファイン翁主(オンジュ)たちを連れて屋敷から逃げ出す。

母親と妹とチャドルを先に安全な場所に行かせたデソクは、ファイン翁主やチュンベ、チョ尚宮と共に仁穆大妃(インモクテビ)が幽閉されている西宮(ソグン)へと向かう。

仁穆大妃は、14代王・宣祖の継妃でありキム・デソクの叔母にあたる人物で、彼女が幽閉されている西宮は現在の徳寿宮(トクスグン)のことである。

チョン・イルとクォン・ユリの演技は本当に魅力的だ(写真=© MBN All rights reserved)

今後の展開に注目

昼間は警備が厳重なことから夜のうちに塀を超えて西宮に入ろうとするが、護衛兵に見つかってしまう。護衛兵に捕まりそうになったファイン翁主だが、イ・デヨプの助けによって無事逃げ出すことができた。

その後、西宮へ戻ろうとするファイン翁主だが、途中で見回りの兵に見つかり義禁府(ウィグムブ)に連れていかれてしまう。

その瞬間を見たデソクは光海君に願ったことにより、義禁府から助け出されたファイン翁主は父親である王の前でデソクと結婚したことを報告する。それは自分の娘婿であれば守ってくれると考えたからだった。

一方のデソクは光海君にイ・イチョムの必ず阻止することを誓い、「もし阻止できなかった場合はイ・イチョムを殺し、自害する」とまで言った。

果たして、デソクは本当にイ・イチョムを阻止することができるのだろうか。

物語が後半に入ってからのデソクを演じるチョン・イルとファイン翁主を演じるクォン・ユリの演技もさらに迫力を増している。
これからどんな展開を迎えるのか。最後までしっかりと注目したい。

文=大地 康

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