俳優チ・チャンウクがDisney+シリーズ『最悪の悪』で新境地を見せ、絶賛されている。
10月25日に最終回まですべて公開された『最悪の悪』で、チ・チャンウクは組織に潜入したアンダーカバー刑事、パク・ジュンモを熱演した。ノワール初挑戦にもかかわらず、怒涛のような人物の感情を巧みに演じ、視聴者から好評を得た。（※以下、ネタバレあり）
最後の3つのエピソードには、捜査を終えたいが引き続き追い込まれ、気付かないうちに変わってしまったジュンモの姿が描かれた。
帰れない状況で疲弊したジュンモだが、一番近くて大切な人たちが怪我をし、危険に晒されたことを目にし、崩れ落ちる。
その過程でチ・チャンウクはいつのまにか罪悪感と混乱の感情が薄れ、悪に近づいた姿を繊細に描き、人物の変化を如実に表した。
怒りと悲しみ、崩れ落ちる感情を爆発的に放ち、見る人たちを引き込んだ。
チ・チャンウクは善と悪、愛情と憐憫、目標と本能など、微妙な境界を行き来する人物のすべての瞬間を目つきやジェスチャー、台詞に込めて伝えた。ジュンモのエンディングは視聴者に強烈で苦く、深い余韻を残した。
「人生演技更新」「2023年の最高のキャラクター変身」という賛辞を受けているチ・チャンウク。今後、彼が見せる新しい演技と作品に期待せざるを得ない。
完璧なフィナーレで反響を呼んでいる『最悪の悪』は、北米、ヨーロッパなどにも拡大配信され、世界でのヒットを続ける見込みだ。
（記事提供＝OSEN）
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