【ますます緊迫する『コッソンビ』】イケメン3人衆の新たな闘いが始まる!

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NHKのBSプレミアムで放送中の『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』。9月10日に第11話が放送されるが、第10話が終わった段階でドラマの一番の関心ごとがかなり明らかになった。

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特に、カン・サン(リョウン)、キム・シヨル(カン・フン)、チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)というイケメン3人衆の素性がわかってきたのだ。そこで、ストーリーをしっかり把握するためにも、彼らの正体を確認しておこう。

カン・サンは剣のさばきが超一流で、俊敏な動きはどんな相手も倒してしまう。まさに当代随一の武芸者であった。そんなカン・サンをリョウンが精悍な表情を見せて演じているが、彼のキリリとした存在感はまさに武芸の達人にぴったりであった。そして、ドラマが前半を終えて明確になったのは、カン・サンこそがイ・ソルであった、ということだ。彼は廃された世孫(セソン)なのだ。

しかも、王位を強奪した国王から命を狙われている。そんな危ない状況を脱して国王を倒すことができるのか。それがドラマ後半の最大の見どころになる。

キム・シヨルは女遊びが派手であり、賭け事ばかりしている。性格も優柔不断で芯のある生き方とは対極にいるような人物だ。しかし、それは完全に敵をあざむくための仮の姿であった。

画像=SBS

反逆集団のリーダー

彼の正体はイ・ソルを守るための「番人」。恐ろしく強い男で、イ・ソルを襲う者たちを皆殺しにしてしまう。そんなキム・シヨルをカン・フンが柔らかい感性で演じながら「ここぞ!」というときは無敵の超人になっていて、本当に頼もしい。

チョン・ユハは物腰が落ち着いているし、態度も品行方正だ。しかも、学識があって人間的にも信頼ができる。そんなチョン・ユハをチョン・ゴンジュが落ち着いた表情で演じている。そして、チョン・ユハは横暴な国王を廃位に追い込むための反逆集団のリーダーになった。

以上の3人が、後半を迎えた『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』を大いに盛り上げていく。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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