韓流プレミアで放送されている時代劇『赤い袖先』で、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)を演じている俳優のイ・ドクファ。英祖は時代劇によく登場する王で、『イ・サン』のイ・スンジェや『秘密の扉』のハン・ソッキュ、『テバク~運命の瞬間(とき)~』のヨ・ジング、『ヘチ 王座への道』のチョン・イルなど名だたる俳優たちが演じていた。
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朝鮮王朝27人の王の中でも一番長生きした王としても知られている英祖を『赤い袖先』で演じたイ・ドクファは、多くのドラマで活躍しているベテラン俳優だ。
『赤い袖先』の前には、『花たちの戦い~宮廷残酷史~』『輝くか、狂うか』に出演している。それぞれどんなドラマなのか紹介しよう。
『花たちの戦い~宮廷残酷史~』は、朝鮮王朝第16代王・仁祖(インジョ)の時代を舞台にした時代劇で、イ・ドクファはその仁祖役で出演していた。
共演者には仁祖の側室であるヤムジョン役キム・ヒョンジュ、仁祖の長男である昭顯(ソヒョン)世子役チョン・ソンウン、仁祖の二男である鳳林(ポンリム)大君役キム・ジュヨン、仁祖の二番目の正室チャンニョル王妃役コ・ウォニなどいた。
本作で、イ・ドクファは共演者とすばらしい演技を披露し、最後まで注目を集めていた。
『輝くか、狂うか』は、高麗の初期や渤海(パレ)を背景に描かれた時代劇で、チャン・ヒョクが高麗の初代王となったワン・ゴンの四男で、高麗の第4代王・光宗(クァンジョン)となったワン・ソ役を務めた。
共演者には、渤海最後の王女ヤン・シンユル役のオ・ヨンソ、太祖の第4夫人の娘でワン・ソの妻ファンボ・ヨウォン役のイ・ハニなどが出演している中で、イ・ドクファはワン・ゴンの従弟で高麗建国の功臣であるワン・シンニョム役で出演していた。
上記の作品だけでなく、『女人天下』や『千秋太后』といった時代劇にも出演しているイ・ドクファ。『赤い袖先』でも彼にしかできない演技で英祖を演じているので、ぜひ注目してほしい。
文=大地 康
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