【ドラマ解説】『イ・サン』即位後の新たな舞台!ホン・グギョンの出世物語

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『イ・サン』では、イ・ソジンが演じるイ・サンが即位した後の「国王編」に移っている。ここで、さらに重要な存在になっていったのがホン・グギョン(洪国栄)であった。

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イ・サンは即位する前、常に苦境に陥っていた。即位を反対する老論派によってことごとく邪魔をされたのだ。そんなイ・サンを側近として支えたのがホン・グギョンであった。彼は本当に正直な男だ。思ったことを素直に口にしてしまう。

それゆえに発言が過激になって敵を作ることも多いのだが、それでも彼は自分の信念を守って生きていった。政治に必要なことがあれば絶対に言うべきことを曲げなかった。それでイ・サンに誤解されることも多かった。

しかし、あきらめないで、ホン・グギョンはイ・サンがやろうとしたことにも猛反対していた。このようにホン・グギョンという男は、忖度もせずイ・サンの心情を察して後ろから支えていた。

それが功を奏して、イ・サンが即位した後にホン・グギョンは一気に昇進した。彼は絶大な権力を握るようになったのだ。もはやホン・グギョンは一介の官僚ではなかった。イ・サンを補佐する王朝のナンバー2であった。

『イ・サン』でハン・サンジンが演じたホン・グギョン

多彩な演技で注目の名俳優

ここまで大出世を果たしたホン・グギョンに扮したのはハン・サンジンである。彼は安定感のある演技力で、信念を持った男を立派に演じ抜いた。

そんなハン・サンジンの出演作で、今回は『人形の家~偽りの絆~』『国家代表ワイフ』を紹介しよう。

『人形の家~偽りの絆~』は、チェ・ミョンギルがウィーナーズグループ会長ウン・ギテ(イ・ホジェ扮)宅の執事クム・ヨンスクを演じ、パク・ハナがヨンスクの娘で高級ブランド店販売員ホン・セヨンを演じている。

このドラマでハン・サンジンは、ワン・ビンナ扮するウン会長の孫娘ウン・ギョンヘの夫チャン・ミョンファン役で出演していた。

『国家代表ワイフ』は、ハン・ダガムが広告会社COMETOMEチーム長ソ・チョヒ、シム・ジホがチョヒの弟で離婚専門弁護士のソ・ガンリムを演じている中で、ハン・サンジンはチョヒの夫でハンガン大学教授カン・ナムグを演じている。

俳優として多くのドラマで注目を集めているハン・サンジン。今後の彼の活躍にさらに期待したい。

文=大地 康

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