王位と命を賭けた戦い!『イ・サン』が描くパク・テスの複雑な心情

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『イ・サン』では、7月12日の第41話において、イ・サン(イ・ソジン)は窮地に立たされていた。貞純王后(キム・ヨジン)の陰謀によって即位を徹底的に阻まれていたし、命も奪われかねなかった。そんなピンチの中で護衛部隊の一員として必死にイ・サンを守ったのがパク・テス(イ・ジョンス)であった。

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彼はイ・サンの幼なじみだ。そればかりではなく、成人して王宮に入ったあともイ・サンの命を守ってきた勇者であった。とはいえ、パク・テスの心境はとても複雑だ。彼は、ソン・ソンヨン(ハン・ジミン)のことを愛している。

しかし、ソン・ソンヨンはイ・サンのことを心の底から慕っており、パク・テスの思いは通じない。それでも、パク・テスは自分のことよりイ・サンやソン・ソンヨンだけを考える潔さを持っている。いつも大事な相手を優先して尊重できるナイスガイなのである。

そんなパク・テスを演じているイ・ジョンスは、精悍な表情の中に常に優しさを内包して演じている。厳しい場面になればなるほど本当に頼もしいキャラクターとなっている。

そんなイ・ジョンスの出演作の中で、今回は『ずる賢いバツイチの恋』『願いを言ってみて』を紹介しよう。

『イ・サン』でパク・テス役を務めたイ・ジョンス

ベテランが見せる演技の魅力

『ずる賢いバツイチの恋』は、イ・ミンジョンがバツイチ女のナ・エラ、チュ・サンウクがエラの夫でD&Tソフトベンチャーズ代表チャ・ジョンウを演じている。

このドラマでイ・ジョンスは、キム・ギュリが演じているD&T理事クク・ヨジンの見合い相手ロバート・キム役で登場している。

『願いを言ってみて』は、オ・ジウンがCEグループメニュー開発チーム社員ハン・ソウォン、キ・テヨンがCEグループ経営支援本部長カン・ジニ、ユ・ホリンがCEグループ会長の孫で戦略企画本部長ソン・イヒョンを演じている。

本作でイ・ジョンスは、パク・ジェジョン扮するソウォンの夫でCEグループ戦略企画本部代理チャン・ヒョヌの兄チャン・キョヌを演じた。

ベテランならではの演技でドラマを盛り上げてきたイ・ジョンス。今後も『イ・サン』での彼の演技に注目してほしい。

文=大地 康

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