ENA新ドラマ『庭のある家』に主演する女優キム・テヒが、初めてのスリラーに挑戦する感想を明かした。
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同名のベストセラー小説を原作とした同作は、裏庭で漂う怪しい匂いによって全く違う人生を生きていた2人の女性が出会うことで繰り広げられるサスペンスだ。
キム・テヒは劇中、完璧な家で絵のような日常を送っていたところ、裏庭で漂う死臭によって混乱に陥る主人公、ジュラン役を演じる。
3年ぶりの復帰作としてこのドラマを選んだ理由について、キム・テヒは次のように明かした。
「久しぶりにとてもわくわくする作品に出会った。違う人生を送っている相反する2人の女性の話が交差し、各自のストーリーを見せながら2人が出会うことで起こるエピソードが興味深かった。個人的にジャンルものに馴染みがないほうかったが、私にとっては現実的だったジュランに共感を覚え、この作品に惹かれた」
「実は普段からスリラーを好んで見るタイプではない」というキム・テヒは、「ジャンルにこだわらず、台本が本当に面白かった。読むや否や、ジュランというキャラクターを視聴者が共感できるように演じてみたいという情熱が湧いた」と言い、好奇心をくすぐった。
また、「ジュランは幼い頃には母親の人形として生き、実姉の突然の死によって罪悪感とトラウマに苦しめられる。そして初恋であるジェホと結婚してようやく幸せな家庭を築いたと信じる女性だ。しかし、そう信じる気持ちが少しずつ揺れ、結局自らを閉じ込めていたすべての殻を破って独立した人間として成長する」と紹介し、「そんな彼女を応援したかった。閉鎖的で自らを信じられず、常に不安がって神経精神科の薬まで飲んでいる彼女の姿が、私たちの周りでも十分に存在する人物だと思って役作りに臨んだ」と説明した。
一方、『ザ・グローリー～輝かしき復讐～』でブレイクしたイム・ジヨンとの演技合戦にも世間の関心が集まっている。
それについてキム・テヒは「イム・ジヨンさんはサンウンという人物をいつもきめ細かく、真摯に悩みながら立体的で現実感のあるサンウンを演じてくれた。現場でもサンウンとして存在してくれた彼女のおかげで、私もジュランに夢中になることができた」と、イム・ジヨンに感謝を示した。
キム・テヒが考える『庭のある家』の見どころは何だろうか。
「自我が不安定で神経が衰弱した女性が、サンウンという見知らぬ女性に出会うことで経験する心理の変化と内面を追いながら見ていただければと思う。また、あまりにも対照的な2人の人生が、のちにお互いにどんな影響を及ぼすのかも注目してくださると面白いと思う。全8話なので、長めの映画を1本見ると思っても良さそうだ。普通ではないキャラクターたちの繊細な心理描写に集中して、ぜひ楽しんでいただきたい」
『庭のある家』は、韓国ENAで6月19日より放送開始。
（記事提供＝OSEN）
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