SBS新ドラマ『悪鬼』(原題)の本読みの様子が公開された。
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「幽霊があると思いますか?」という質問で口火を切ったキム・テリから、オ・ジョンセ、ホン・ギョン、そして特別出演のチン・ソンギュまで、韓国を代表する演技派俳優たちの熱演が、鳥肌を立たせた。
初回放送を6月23日に控えた同作は、悪鬼に取り憑かれた女とその悪鬼が見える男が5つの神体をめぐる謎の死の真相を暴くオカルトミステリー。“朝鮮時代版のゾンビ”を誕生させた『キングダム』で名声を得たキム・ウニが、今度はオカルトジャンルをどのように描いたか、期待を集めている。
喜びを抱いて本読みに集まった俳優たちは、「元気で楽しく、上手くやり遂げたい」というキム・テリの挨拶のように、和気あいあいとした雰囲気の中で気合を入れた。
台本を最初のページを開き、悪鬼がいる違う世界に足を踏み入れた瞬間、瞬時にキャラクターになり切った俳優たち。目つきを変え、緊張感を積み上げる彼らの熱演は、その場をたちまち韓国型オカルトの世界に変えた。
まずキム・テリが務める「ク・サニョン」は、昼はアルバイトをし、夕方には公務員試験の勉強をする20代の若者だ。しかし、受け取ってはならない父親の遺品を受け取ることで、悪鬼に取り憑かれる。
破格の演技を予告したキム・テリは、厳しい現実でも最善を尽くすク・サニョンと、人間の欲望に食い込む悪鬼に憑かれたク・サニョンの2つの顔を行き来しながら、ドラマチックな物語をリードした。
顔を赤くして涙を流し、悪鬼の欲望を噴出するなど、本番を彷彿させる演技で緊張感と恐怖を演出するキム・テリの演技は、現場の誰もが息を殺して見守るほどだった。
一方、悪鬼を見る民俗学者ヨム・ヘサン役を演じるオ・ジョンセも、視線を釘付けにした。
幼い頃から「鬼」と「神」が見えた彼は、そのため人と付き合うことができず、民俗学の研究だけに熱中するようになった人物。
「役割の大小を問わず、やりたい作品なら通行人の役でもやる」という所信どおり、ジャンルを問わず多様な作品で演技の振り幅を広げてきたオ・ジョンセは、悪鬼をめぐる真実を知るために奮闘する本当の学者のように、真面目な姿勢で役作りを披露した。
制作陣は「真実を追うために劇的なストーリーと人物の関係性を緻密に積み上げるするキム・ウニンヒ作家特有の台本が、俳優たちの熱演によって強烈なオカルト的世界を作り上げた。本読みだけでも息が止まるような緊張感と恐怖が形成されたので、いつにも増して期待感と満足感が募った」と現場の雰囲気を伝え、「多くの視聴者の期待を満足させられるウェルメイドな韓国型オカルトミステリー作品をお届けする。関心を持って見守ってほしい」と呼びかけた。
『悪鬼』は、韓国SBSで6月23日22時より放送開始。
(記事提供=OSEN)
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