テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『紳士とお嬢さん』は、5月8日で第62話が終わった。全68話なので、いよいよ終盤のクライマックスへと向かっていく。
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これまでドラマを騒がしていたのはサラ(パク・ハナ)の妊娠騒動だった。彼女はお腹の子の相手がヨングク(チ・ヒョヌ)だと嘘をついてしまい、その騒動の中でヨングクとダンダン(イ・セヒ)は別れざるを得なくなった。
しかし、ヨングクの末っ子のセジョンが交通事故に遭いそうになったところを、ダンダンが犠牲的な精神で身をもって救いだした。こうして再びヨングクとダンダンは会えるようになった。特に、入院中のダンダンが仮病をよそってヨングクをパシリのように使って甘える姿は本当に愉快だった。いろいろな騒動が続く中でも、こうした場面はとてもいい。
そして、今後のドラマの展開はどうなるだろうか。
まず、ダンダンの実母であるエナ(イ・イルファ)が重病に陥っている。しかし、ダンダンはエナを絶対に許していない。スチョル(イ・ジョンウォン)はそのことが気になっている。
エナはスチョルとダンダンを捨てて一度はアメリカへ行ってしまった女性だが、重病を患っているエナを見捨ててはいけない。今後はエナがどのようにダンダンから許しを得ていくのか。その際にスチョルはどのような対応を取るのだろうか。
さらに、サラのお腹の子が自分の子だと知ったチャ・ゴン(カン・ウンタク)は、自分で育てるとサラに宣言した。しかし、サラはもう二度と会いたくないとゴンを拒絶する。態度が強烈だ。しかし、ゴンも黙っていられない。二人の関係もまたまた荒れそうだ。
そして、ダンダンとヨングクの年の差を超えた恋愛の行方。ダンダンはヨングクにまっすぐな気持ちを向けているのに、彼は二人の交際をスチョルとエナが大反対したことで対応に苦慮している。とはいえ、このままダンダンを遠ざけるわけにはいかない。むしろ、もっと素直になるべきだろう。すべてはヨングクの決断にかかっている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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