うれしい大朗報!BSテレ東で『哲仁王后』が4月12日から放送開始

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昨年の秋にテレビ東京の韓流プレミアで放送された『哲仁王后~俺がクイーン!?~』。爆笑につぐ爆笑で大好評を博したが、今度は4月12日からBSテレ東でオンエアされることになった。本当に楽しみだ。

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もう一度繰り返し見ても絶対に面白いし、まだ見ていない人にとっては見逃せない絶好な機会になる。そこで、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』を改めて詳しく紹介しよう。

このドラマは『花郎(ファラン)』のユン・ソンシク監督が演出を担っている。痛快なストーリー作りに定評があり、スピーディーな展開も得意にしている。実際に『哲仁王后~俺がクイーン!?~』はそのとおりのテンポがいい作品になっている。

物語は、韓国の大統領官邸で活躍する天才的なシェフが陰謀に巻き込まれて刑事に追われる場面から始まる。逃げるときにプールに落ちて、そのあおりで朝鮮王朝時代の王宮にタイムスリップしてしまう。こうしてシェフの魂は哲仁(チョリン)王后の身体に入り込んでいくのだ。

驚いたシェフは哲仁王后の身体のままに王宮内を逃げ回ることになり、抱腹絶倒の展開になっていく。演じるのが人気女優のシン・ヘソン。彼女が「気持ちは現代の男性、身体は朝鮮王朝の高貴な女性」というヒロインを縦横無尽のギャラに変身させている。とにかく、男になりきったコミカルな動作で大いに笑わせてくれる。本当に彼女が持つ演技力には完全に脱帽だ。

(写真=tvN『哲仁王后』ポスター)

エンタメ性と歴史劇を備えた時代劇

時代背景は25代王・哲宗(チョルジョン)の在位時期。その哲宗に扮するのがキム・ジョンヒョンだ。彼は『愛の不時着』で大ブレークした演技派俳優だが、史実では「酒と女に溺れた」国王として評判が悪い哲宗を大真面目に演じてドラマを盛り上げている。

脇役の女官にも芸達者がズラリと揃い、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』では俳優たちのシナジー効果が大いに発揮されている。同時に、史実もきちんと描いていて、エンタメ性と歴史劇の両面を兼ね備えた時代劇として珠玉の出来ばえとなっている。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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