デビュー後、ハズレ作品に出演したことがない。作品選びに優れているとも見られるが、自身が演じたキャラクターになりきって、抜群のビジュアルと演技力で“バラ色の道”を歩んでいる。
批判にも率直に対抗し、黒歴史の公開にも躊躇しないほど気さくなことも魅力だ。ただ美人なだけではない、女優ハン・ソヒの2023年もバラ色の道が予想される。
2017年、最高視聴率8.0%を記録したドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』でデビューし、『カネの花~愛を閉ざした男~』(最高視聴率23.9%)、『100日の郎君様』(最高視聴率14.4%)、『夫婦の世界』(最高視聴率28.4%)など話題作に出演した。
比較的に低視聴率だった『わかっていても』も、クリップ映像の再生数だけは1話あたり平均533万5105回を記録している。これは『ペントハウス』や『賢い医師生活』シーズン2よりも高い記録で、テレビ(リアルタイム)を見ず、見逃し配信でドラマを見る若い世代の特性が明らかになった。ハン・ソヒが文化を消費する主な世代から大きな関心を寄せられていることも証明された。
ハン・ソヒはそこに安住せず、多様なキャラクターとジャンルに挑戦して変化を加えた。『マイネーム: 偽りと復讐』が代表的だ。運動とは程遠かった彼女だが、撮影4カ月前から月~金曜まで欠かさずにアクションスクールに通った。体力をつけるために体重も10キロ増量したほど、本気の役作りで挑んだ。
その結果、「ハン・ソヒっぽくない」という反応を引き出すほど、ハン・ソヒの変身は衝撃的かつ成功的だった。ただの「美人女優」という言葉では説明できない女優として、存在感をアピールした。
女優としての魅力もあふれているが、ハン・ソヒという人も底なし沼だ。批判や黒歴史さえも率直に対応することで、却って応援され、沼入りを誘っている。
デビュー前に撮られたタバコ写真やタトゥーの写真に対しては「あの頃の姿も私で、今の姿も私だ」と正面突破し、最近は旧正月休みに泥酔して大の字になっていた“黒歴史”を公開したりもした。率直さと自身、堂々さが若い世代に深い印象を残している。
2023年もハン・ソヒは突っ走る。女優として立ち位置を確立した彼女は、Netflixオリジナルシリーズ『京城クリーチャー』に主演。また、ソン・ヘギョが主演として言及される『自白の対価』にも出演を検討していると知られている。
失敗のない女優人生を歩んでいるハン・ソヒが、2023年にはどんな活躍でファンを喜ばせるか、期待が募る。
(記事提供=OSEN)
■【写真】ハン・ソヒが顔で国威発揚した!? お姫様のような“圧巻の美しさ”
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