「あの時の姿も私で、今の姿も私です」
喫煙と腕タトゥーの過去写真が炎上した時、女優ハン・ソヒが述べた言葉だ。ファンは炎上にも物怖じしないハン・ソヒの姿に惚れ直し、そのおかげであの時も、今もカッコ良いハン・ソヒは最も旬な女優になった。
2016年、K-POPグループSHINeeのミュージックビデオで芸能界入りしたハン・ソヒ。ドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で女優業を本格開始し、最高視聴率23.9%を記録した『カネの花~愛を閉ざした男~』のユン・ソウォン役で注目を集めた。
そして『100日の郎君様』のキム・ソヘ役でドラマファンの目に留まり、『夫婦の世界』で本格的にブレイク。一気に大衆のスポットライトを浴びるなか、とりわけ注目されたのは、タバコを吸い、腕にタトゥーを入れていたハン・ソヒの過去の写真だった。
タバコとタトゥーは「非行」という認識が強いだけに、大衆はハン・ソヒの過去に興味津々だったが、彼女は大した問題ではないと言わんばかりに堂々とした態度を示し、感嘆を誘った。
『夫婦の世界』の放送終了インタビューの時、ハン・ソヒは「あの時の姿も私で、今の姿も私だ。あの時の考えと今の考えは変わらない。誰もが仕事をしていると生活に制限が出てくる。それに合わせていくうちに今の自分が出来上がっただけだ。過去という表現もおかしく、わずか3、4年前だ。私は(炎上したことが)平気だった。私のそういう部分を、女性ファンが気に入ってくださったようだ」とコメントしている。
特に「会社から自制するように言われるが、どこかで無礼に振る舞った覚えはない。だから会社も私を信じて一緒にやってくれるんだと思う」と語った。
デビュー前は蝶や花など、色んなタトゥーを両腕に入れていたが、女優業を初めてから少しずつ消してきたというハン・ソヒ。今は脇腹などに残った小さなタトゥーだけが、彼女のプライベート写真から見えるくらいだ。
少しでも露出のある服を着ただけで、タトゥーがあった過去と現在を比較する記事が増えるハン・ソヒ。もはや一挙一動が話題になっていると言っても過言ではないが、注目すべきは過去も現在もあっさり認めたハン・ソヒの態度だ。大衆が好きなのは、「タトゥーを消したハン・ソヒ」ではなく、「すべてに責任を持ち、その責任から堂々としたハン・ソヒ」だからだ。
(記事提供=OSEN)
■【写真】“このまま実写化希望” ハン・ソヒの美しすぎる「皇女姿」
前へ
次へ