時代の変化と共に韓国ドラマにおける女性キャラクターも多様化した。
【なるほど総決算】今年の韓国ドラマを輝かせた3大ヒロインは誰なのか
受け身のポジションで消耗されるだけの役割から離れ、物語をリードすることが多くなったため、多くの女優たちが目覚ましい活躍を見せている。
2022年にドラマファンを魅了した女優のうち、2023年にも活躍が期待される3人を挙げてみた。
キム・テリは2022年、tvNドラマ『二十五、二十一』で18歳の女子高生ナ・ヒド役を熱演した。愛らしく、明るい雰囲気で物語を引っ張るのはもちろん、視聴者の初恋の思い出を塗り替えるほど、ナム・ジュヒョクとの甘いケミストリー(相性を意味する韓国の新造語)を発揮した。
32歳にもかかわらず、高校生役を違和感なくこなしたキム・テリの活躍によって、最高視聴率は11.5%を記録。視聴率と話題性の二兎を得た。
キム・テリは2023年に放送される脚本家キム・ウニの新作『悪鬼』(原題)に出演する。同作は悪鬼に取り憑かれた女とその悪鬼が見える男が5つの神体をめぐる謎の死の真相を暴くオカルトミステリー。時代劇、成長ドラマ、青春ドラマまで完璧にこなしたキム・テリの新しい挑戦に期待が集まっている。
主演映画『EXIT イグジット』の大ヒット後、主に映画に出演してきたユナは、2022年にMBCドラマ『ビッグマウス』でイ・ジョンソクと夫婦役を演じた。刑務所に入った夫のために自ら走り回るキャラクターを魅力的に描き、女優としての存在感を再び発揮した。
2023年は、『EXIT イグジット』監督の新作『2時のデート』と、JTBCの新ドラマ『キング・ザ・ランド』(原題)に主演する。
2PMジュノと共演することで期待を集めている『キング・ザ・ランド』は、偽りの笑顔が苦手な財閥後継者ク・ウォンが、職業柄ずっと明るく笑わなければならない女性チョン・サランと出会って明るく笑える日々を作っていく物語。
来る2023年、新しい“ラブコメ女神”となるユナの活躍に期待が募る。
『夫婦の世界』で本格ブレイクし、『わかっていても』『マイネーム: 偽りと復讐』など話題作に主演したハン・ソヒは、2022年、Disney+で配信中の『サウンドトラック #1』でパク・ヒョンシクと共演した。
前年に比べて出演作が少なかった理由は、1月から10月までNetflixオリジナルシリーズ『京城クリーチャー』の撮影を行ったため。
同作は、闇の時代だった1945年の春を舞台に、生存することがすべてだった2人の若者が貪欲で誕生した怪物に立ち向かうスリラーで、ハン・ソヒは高難易度のアクションシーンもこなしたという。早くもシーズン2の制作が決定され、2023年初旬からまた撮影に入る予定だ。
(記事提供=OSEN)
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