長い休みとなる年末年始は韓国ドラマをたっぷり見るのに絶好の時期になる。いろんなジャンルのドラマにチャレンジしたくなるかもしれないが、真っ先に選びたいのが「絶対に泣ける」と大評判になっている傑作たちだ。
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そこで、推しをたくさん探すのに最適な新刊『韓国ドラマ!推しが見つかる究極100本』(星海社)を発刊した康熙奉(カン・ヒボン)さんにランキング形式で選んでいただいた。果たして、どんなドラマがベスト3になっただろうか。
●涙腺崩壊ドラマの3位/『二十五、二十一』
今年制作された韓国ドラマの中で絶大な人気を獲得した青春ドラマ。経済危機の中で知り合った苦学生と女子高校生がその後にニュースアンカーとフェンシングの五輪王者になっていく過程を抒情的に描いている。
ナム・ジュヒョクとキム・テリの主演コンビがとてもいい。映像の美しさでも大評判になったが、青春のときめきと苦悩を描いた名場面が多く、特に主人公2人が挫折と誤解を乗り越えて究極の愛を求めていく場面は涙なくしては見られなかった。
●涙腺崩壊ドラマの2位/『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』
4年前に制作されたドラマだが、人生の厳しさと素晴らしさを温かく描いたストーリーが絶賛され、今も新しい視聴者をどんどん増やしている。
IUが演じるイ・ジアンとイ・ソンギュンが扮するパク・ドンフン。年齢差を超えて信頼をつかんでいくプロセスでは様々な登場人物が多様なキャラクターを見せてドラマを盛り上げた。そのエピソードがことごとく泣ける。序盤は展開が暗くても中盤から人間賛歌の物語が続き、終盤の究極場面では誰もが号泣まみれになるだろう。
●涙腺崩壊ドラマの1位/『私たちのブルース』
済州島(チェジュド)を舞台に大物脚本家ノ・ヒギョンが作り出した物語は珠玉の人間ドラマとして喝采を浴びた。オムニバス形式で次々と魅力的な登場人物が出てくるが、みんな厳しい事情を抱えて必死に生きていた。その姿に勇気をもらえた人がとても多かったことだろう。
各話とも「泣けるポイント」が満載だったが、終盤、イ・ビョンホンとキム・ヘジャという名優2人が紡ぐ親子物語は感動的で、「これぞ涙腺崩壊ドラマの最高峰」と言える。
文=「韓ドラ時代劇.com」編集部
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