初回放送を10月15日に控えたtvN時代劇『シュルプ』(Netflixで同時配信)が、キム・ヘス扮する王妃ファリョンの奮闘を予告している。
同作は、問題だらけの王子たちを王世子(王位継承者)にするべく奮闘する王妃・ファリョンの話。時々刻々と攻め込む難題のなか、我が子を守ろうとするファリョンの偉大な愛し方を紹介する。
まず、ファリョンは宮殿内で唯一無二の“行動派”という特徴を持つ。かつては静かな湖のような性格だったが、四方から投げかける石を防ごうとするうちに荒波のように変わってしまった。
その背景には、毎日のようにトラブルを起こす息子たちがいる。宮殿を抜け出して妓房にいる息子や、宗学(王族の教育機関)でいつもビリをする息子など、大小のトラブルを巻き起こす王子たちのおかげで、ファリョンはきれいな韓服のなかでは最も速い足取りで進む王妃にならざるを得なかった。
座って人に指示する代わりに、自ら動いて息子たちを取り締まるファリョン。我々が知っている王妃の姿とは異なるため、さらに興味をそそる。彼女は子供たちのためにどこまで行けるか。宮殿の中と外を忙しく走り回るその足取りが早くも気になる。
ファリョンを悩ませるもう1つの問題は、息子たちが学問に素質も関心もないことだ。宗学では毎日熾烈な教育競争が繰り広げられ、側室とその息子たちは少しでも先駆けるために手段を選ばない。そんな中、王妃の子供たちだけがそれを別世界のように見物している状況だ。
それを受け、ファリョンは「負けたら眠れないのよ、私」と勝負欲を燃やし、自ら勉強に打ち込む。彼女の人並外れた勉強熱心ぶりには、視聴者も舌を巻くはずだ。
誰よりも子供を愛するが、その方法においてユニークな道を提示する、王妃ファリョンの物語に期待が募る。
『シュルプ』は、10月15日21時10分に韓国tvNで放送開始。Netflixでも同時配信される。
(記事提供=OSEN)
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