ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、障がい者の愛と権利について一石を投じた。
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7月28日に放送された第10話の視聴率は、全国平均15.2%、首都圏平均17.2%、瞬間最高19.2%(ニールセンコリア調べ)を記録し、依然として好調をキープした。チャンネルのターゲット層である「2049」(20歳から49歳まで)の視聴率も自己ベストの8.4%で、全チャンネルの1位を守った。
(※以下、第10話のネタバレあり)
この日の放送では、障がい者の恋愛について悩むウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)の姿が描かれた。
地下鉄でヤン・ジョンイル(演者イ・ウォンジョン)の弁護を引き受けることになったヨンウ。知的障がいのある女性シン・ヘヨン(演者オ・ヘス)に性的暴行を働いたとして起訴された彼だが、ウ・ヨンウは彼とシン・ヘヨンの恋を信じたいという気持ちで彼の弁護を続ける。
しかし、知的障がい者との恋愛を証明するのは至難の業。結局ヤン・ジョンイルは懲役刑を下され、ウ・ヨンウは障がい者と非障がい者の恋は世間の目から自由ではない現実を思い知る。
一方、ウ・ヨンウへの気持ちが愛情ではなく、同情だという周囲の偏見を破り、愛情を守ったイ・ジュノ(演者カン・テオ)の正面突破は感動を与えた。
ジュノに対して「障がいがあると、好きというだけではダメみたいだ。自分が愛だと言っても他人に否定されたら愛じゃなくなる」と、複雑な心情を表したヨンウ。ジュノはそんな彼女に「他人に否定されても自分が愛だと言えば愛です」と、確固たる気持ちを伝える。
ジュノは「私との愛は難しいです。でも愛しますか?」というヨンウの質問に迷わず「ええ」と答え、お互いの気持ちを確かめ合った。そして視聴者が待ちに待った可愛らしい“キスエンディング”は、胸いっぱいの感動をもたらしている。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、毎週水・木曜21時にENAチャンネルで放送中。Netflixでは同日22時30分から配信される。
(記事提供=OSEN)
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