7月に「Mnet」で配信予定のドラマ『酒飲みな都会の女たち』は、1日の終わりに酒を飲むことを生きがいとしている3人の女性の日常を描いたドラマである。
【写真】日本で初放送された『ヒョンジェは美しい』でユン・シユンはどんな役を演じたのか
その3人の女性を演じるのは、2020年のドラマ『番外捜査』や映画『ノンストップ』に出演していたイ・ソンビン、韓国の7人組ガールズグループ「Apink」のメンバーのチョン・ウンジ、『コンビニのセッピョル』に出演していたアイドルグループ「Secret」の元メンバーのハン・ソナである。
そんな彼女たちが主演を務める『酒飲みな都会の女たち』に、俳優のユン・シユンが特別出演することが決まっている。
彼は、2018年『不滅の恋人』、2020年『トレイン』、2022年『ヒョンジェは美しい』に出演している。それぞれの作品でどんな役を演じたのだろうか。
ユン・シユンがイ・フィ役を務めた『不滅の恋人』は、朝鮮王朝7代王・世祖(セジョ)の時代を描いた作品だ。劇中でその世祖を演じていたのが俳優のチュ・サンウクだ。役名はイ・ガンだった。
一方で、ユン・シユンが演じていたイ・フィは、史実では世祖の弟の安平大君(アンピョンデグン)に該当する。ドラマでのチュ・サンウクとの息のあった演技は見事だった。
その『不滅の恋人』の2年後に出演した『トレイン』は、パラレルワールドを舞台に描かれたサスペンスアクションである。
パラレルワールドとは、自分が生きている世界から分岐し、並行して存在しているもう1つの世界のことである。
そんな作品で、ユン・シユンは片方の世界では、強力班3チームの刑事でチーム長のソ・ドウォンを演じているが、もう1つの世界では、悪徳刑事で殺人容疑者となっているソ・ドウォンを演じている。
2つの世界で正反対のキャラクターを演じなければいけなかったのだから撮影はとても大変だったことだろう。
そして、一番新しい2022年の『ヒョンジェは美しい』では、主人公のイ・ヒョンジェを演じていた。
以上のように、俳優として活躍しているユン・シユン。『酒飲みな都会の女たち』ではどんな役で演技を披露するのかがとても興味深い。
文=大地 康
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