NHK・BSプレミアムで毎週日曜日に放送されている時代劇『七日の王妃』。このドラマを見ていると、主役のパク・ミニョンがいつも躍動している。
とにかく、彼女が演じているヒロインのシン・チェギョンはとても明るい性格で、ドラマの中では逃げ回るシーンがとても多い。なにしろ、いつも全力で走っている印象がとても強いのだ。
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なぜなら、チェギョンは悪徳高官が画策する悪行に狙われることが多いからだ。常にピンチを抱えてわけだ。それで、逃げ回ることが多くなるのだが、その度に視聴者はハラハラしながら応援していることだろう。
実際、パク・ミニョンは撮影でも相当に体力を使いそうだ。それでも、彼女は俊敏な動きでアクティブな役をハツラツと演じきっている。まさに、パク・ミニョンにとってチェギョンはハマリ役だと思われる。
このチェギョンは、ゆくゆく端敬王后(タンギョンワンフ)になって悲劇的な要素が強くなっていくが、明るいキャラのパク・ミニョンが演じていると、見ていても楽しい気分になってくる。そういう意味で、パク・ミニョンのイメージは開放的でドラマのヒロインとしても最適だ。
そんな彼女が『七日の王妃』の次に出演した作品が、『キム秘書はいったい、なぜ?』であった。
このドラマではパク・ソジュンと共演したが、パク・ミニョンはラブコメの王道を行く秘書の役を完璧に演じて、「これぞラブコメの傑作」と称されるほどの人気を得た。まさに、有能なOLを演じさせたら、パク・ミニョンの右に出る女優はいない、と思わせるほどの存在感だった。
最近では、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』に主演して、イケメンのソン・ガンを相手に年下との社内恋愛をドキドキするように演じていた。
このように、縦横無尽の活躍を見せるパク・ミニョン。『七日の王妃』に話を戻すと、歴史的に悲劇の王妃と言われる端敬王后を本当に哀感たっぷりに演じて、女優としての多様性を存分に見せてくれる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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